今日のニュースレター|ミニシアター再考 ――文化拠点としての映画館の今とこれから(11.17)ほか

これからの文化、社会、経済におけるオルタナティブな可能性を探るコモングッドトークシリーズ。これまで、都市型農園、墓地、資源循環などさまざまな切り口からディスカッションを重ねてきました。そしてVol.8になる今回のテーマは、「ミニシアター」。都市の文化拠点について考えていきます。
ほかにも、開催直前のイベント情報をお知らせします。

イベント コモングッドトーク vol.8
ミニシアター再考 ――文化拠点としての映画館の今とこれから

大阪府大阪市で、1997年に映画ファンが市民出資型で映画館を設立し、関西におけるミニシアター文化を牽引するシネ・ヌーヴォ支配人の山崎紀子さんと、兵庫県豊岡市で、1度は閉館した映画館を復活させ、新たな地域における文化拠点を目指す豊岡劇場 代表の石橋秀彦さんをゲストにお迎えします。
コロナ禍を通じて、文化芸術のあり方、とりわけミニシアターを取り巻く環境は大きく変わるなか、オンライン配信など映画・文化コンテンツの配信環境が充実する昨今、改めて都市におけるミニシアターという場所がもたらす価値や可能性について幅広く議論する時間にしたいと考えています。

  • 日時:11/17(水)19:00~21:00
  • 場所:オンライン
  • 参加費:1000円

ゲスト

山崎紀子/シネ・ヌーヴォ支配人

1977年大阪市生まれ。2001年シネ・ヌーヴォに入社。2018年、京阪神の映画館が中心となった『次世代映画ショーケース』の立ち上げに関わる。

石橋秀彦/豊岡劇場 代表

1969年4月生 兵庫県豊岡市の中学を卒業後、1985年に北アイルランドの高校へ留学。北アイルランド、ベルファースト市のアルスター大学で芸術を学び、マンチェスター・メトロポリタン大学・大学院FINE ART修士課程を修了。ロンドンで作家活動後、1999年に帰国。その後東京の専門学校で講師や英語教師等として勤める。2008年に、東京渋谷のユーロスペースにて、北アイルランド映画祭を主催。現在豊岡市日高町の有限会社・石橋設計の代表取締役。

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コモングッドトークvol.8|ミニシアター再考――文化拠点としての映画館の今とこれから|ゲスト:シネ・ヌーヴォ支配人 山崎紀子さん、豊岡劇場 代表 石橋秀彦さん(2021/11/17|オンライン)

文化と地域デザイン講座 vol.3
松本茂章×三戸俊徳「コロナ禍のなか、自治体文化財団職員は何を思い、どのように活動しているのか?」

新型コロナウイルスの感染が拡大したなか、公立文化施設、あるいは同施設を運営する自治体文化財団の職員たちは、何を思い、どのように動いているのか?いかなる取り組みを重ねているのか? の実態を知りたいと思い、忌憚なくうかがうことにしました。
文化芸術は「不要不急なものではない」と考えるものの、臨時休館を迫られたり、事業休止を求められたりする現実を踏まえ、アートマネジメントの現場の様子を浮き彫りにします。三戸さんは宝塚市文化財団の1期生として採用され、ソリオホール館長、総務課長、事業課長などを歴任されました。業務の内容、文化財団職員に求められる素養などについて、率直な話を聞き出します。

  • 日時:11/2(火)19:00~20:30
  • 場所:オンライン
  • 参加費:1)イベント視聴1200円、2)書籍『文化で地域をデザインする』付2800円

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文化と地域デザイン講座 vol.3 『コロナ禍のなか、自治体文化財団職員は何を思い、どのように活動しているのか?』 松本茂章×三戸俊徳(2021/11/02|オンライン)

イベント  『クイックパース』刊行記念
パース博士が教える!速描きテクニック

巨匠たちの名建築を題材に、図面・写真からパースを簡単に起こす手順、着彩・陰影・点景などのテクニックも紹介した『クイックパース』の刊行を記念して、著者宮後先生によるパース講座を行います。先生の実演を交えて、簡単に速く描くポイントを解説いただきます。
手描きのパースを速く描きたい・クオリティを上げたいと考えている方、必見です。

  • 日時:10/31(日)
    第1部:14:00-15:00
    第2部:15:00-16:00 ※第2部は会場参加者限定
  • 場所:コラムデザインスクール大阪本校/オンライン

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『「クイックパース」刊行記念 パース博士が教える!速描きテクニック』(2021/10/31 大阪,オンライン)

レポート
内田嘉吉文庫に見る 近代建築の父・辰野金吾と海を渡った建築家たち

本展覧会にて、累計5万部超のベストセラー『改訂版図説 やさしい建築法規』著者の今村仁美さんが制作した模型が展示されています。今村さんは弊社から多数の定本を刊行されながら、プロの模型制作を本業としておられます。
今回展示されるのは「東京駅丸の内駅舎」と最新作の「台南庁庁舎」の2点。縮尺250分の1と150分の1で制作された超精巧な模型は一見の価値ありです。

  • 日時:10/19~12/28(今村さんの在館予定:10/19~24)
  • 場所:日比谷図書館​​​​​​​

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レポート「内田嘉吉文庫に見る 近代建築の父・辰野金吾と海を渡った建築家たち」@日比谷図書文化館


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公開日:2021/10/26/最終更新日:2021/10/25
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