世界初の水素燃料電池鉄道 北ドイツで本格運行開始

 

世界で初めて水素燃料電池で全動力を得て走る鉄道が、ドイツ北部で本格的な運行を開始しました。

フランスの鉄道会社「Alsom」によって開発された “Coradia iLint” と呼ばれるこの車両は、1回の補給で1000kmの走行が可能で、1回あたりの補給にかかる時間は15分程度とのこと。

現在はクックスハーフェン、ブレーマーフェルデ、ブレーマーハーフェン、ブクステフーデの、ドイツ・ニーダーザクセン州にある4都市間を結ぶ約100kmの区間で運用されており、今後2021年までにさらに14車両が投入されることになっています。

(Cover Images by Alsom

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公開日:2018/09/18/最終更新日:2023/08/30
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