世界初の水素燃料電池鉄道 北ドイツで本格運行開始

 

世界で初めて水素燃料電池で全動力を得て走る鉄道が、ドイツ北部で本格的な運行を開始しました。

フランスの鉄道会社「Alsom」によって開発された “Coradia iLint” と呼ばれるこの車両は、1回の補給で1000kmの走行が可能で、1回あたりの補給にかかる時間は15分程度とのこと。

現在はクックスハーフェン、ブレーマーフェルデ、ブレーマーハーフェン、ブクステフーデの、ドイツ・ニーダーザクセン州にある4都市間を結ぶ約100kmの区間で運用されており、今後2021年までにさらに14車両が投入されることになっています。

(Cover Images by Alsom

詳細


関連書籍

『ドイツの市民エネルギー企業』

村上敦 ほか著
エネルギーのしくみを変えるビジネス最前線
https://book.gakugei-pub.co.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-2573-6.htm