【募集終了】奈良市が平城・相楽ニュータウン内の5つの公園で「トライアル・サウンディング」実施へ マルシェなどの暫定利用を通じ地域の魅力向上図る

奈良市が29日、暫定利用を希望する民間企業や市民のアイデアを募って、効果的な利活用のあり方をさぐる「トライアル・サウンディング」を、平城・相楽ニュータウン内の5つの公園で開始すると発表した。

トライアル・サウンディングとは、公共空間のさらなる魅力の向上や活性化を図るとともに、効果的な利活用の方法を探るため、暫定利用を希望する民間事業者などの提案を募集し、一定期間、実際に使用してもらう制度。公園のほか道路や河川、公共施設といった公共空間の効果的な利活用を図るための手法として、近年注目を集めている。

今回の取り組みは、次の5つの公園を対象に行われるもので、これまで実施に一定の制限があったマルシェやキッチンカーの出店などの営利活動も、地域の魅力を向上するものとして審査の上で許可するという。

  1. 平城第3号近隣公園(右京3丁目18)
  2. 平城第4号近隣公園(神功3丁目6)
  3. 右京三丁目1号街区公園(右京3丁目21 )
  4. 右京三丁目2号街区公園(右京3丁目9)
  5. 神功四丁目緑地(神功4丁目4)

実施期間は、2022年3月30日(水)~2023年3月31日(金)。民間企業、NPO法人等の法人、個人事業主など、公園の使いこなしに関心を持つ幅広い対象者からの提案を受け付ける。利用料は無料。

奈良市は今後、公園の利活用のに関する冊子や動画の配布・公開のほか、公園の新しい使い方を考えるワークショップイベントの開催なども予定しているという。

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資料はプレスリリースより