ノートルダム大聖堂火災から1年 3Dモデリングによる復元プロジェクトの様子を紹介する動画が公開
- 2019年4月15日に発生した、フランス・パリのノートルダム大聖堂での大規模火災から1年が経過した。フランス国立科学研究センター(CNRS)のウェブサイトで、デジタル技術を駆使した3Dモデリングを通して復元に取り組むプロジェクトチームの様子を収めた動画が公開されている。
- 現在、現場では、科学者により構成された50以上のチームが、木工細工や石造りの構造体、ステンドグラスなどが受けた損傷を調査中。中でも野心的な取り組みとして、建物を3Dモデリングで再現しようとする試みが進行している。
- 動画では、デジタルチームのスタッフらが、建物内部を天井付近からぶら下げたレーザー装置でスキャニングして、点群データを収集する様子などが紹介されている。こうしたデータは、修復作業に取り組む研究者や技術者らがアクセスできるプラットフォーム上で随時更新されるという。
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Building a Digital Monument
2020/04/14/CNRS News