解体工事が進む〈旧都城市民会館〉の汎用版点群データがオープンソースとして公開中
今年夏から解体工事が行われている〈旧都城市民会館〉(建築家・菊竹清訓設計)について、3Dレーザースキャナーを用いて計測した点群データがこのほど完成し、汎用版のデータがオープンソースとして公開されています。
このプロジェクトは、noiz共同主宰・豊田啓介さんやArup所属の構造家・金田充弘さんらでつくる「gluon」が中心となって進められているもので、実施資金については今年5月末からクラウドファンディングサイト「Campfire」で支援を募っていました。
今回公開されている点群データは、測量会社「KUMONOS」の協力で作成されたもので、「研究や教材としての活用や、クリエーターによる自由な創作活動に繋がる」ことが期待されています。
詳細
旧都城市民会館の点群データが完成!
https://camp-fire.jp/projects/158741/activities/97179#main
9/14には、同クラウドファンディングへのリターンイベントとして、点群データを活用したワークショップの開催も予定されています。
[Workshop]
9月14日(土)は、リターンイベント第二弾『Unityで建物のウォークスルーを作ってみよう!』のワークショップが開催されます。世界で最も使われているゲームエンジン「Unity」を使って、実際に3次元計測した点群データから旧都城市民会館のウォークスルーを作成します。 pic.twitter.com/i9YBsmrweO— gluon (@gluon_tokyo) September 13, 2019