【募集終了】前橋市 「前橋市立図書館新本館基本構想」(案)に関するパブリックコメントを実施中(締切:2022年4月13日)

写真:現本館


群馬県前橋市が、前橋市立図書館の新本館の基本構想の策定にあたって、パブリックコメント(意見募集)を実施している。

同図書館は1916年開館で、群馬県内の図書館としては最長となる105年の歴史を持ち、現在の建物は1974年に完成した3代目。

構想案では、2010年に地下書庫で大規模な漏水が発生するなど設備面で課題を抱えていること、蔵書の増加により書庫がパンクしていること、ユニバーサルデザインや環境負荷低減への対応が求められていることなどが、施設面の課題として挙げられている。また、コロナ禍後に利用者が減少傾向にあることや、利用者へのアンケートで把握したニーズに対応することなども、サービス面の課題として示されている。

予定されている新本館は、前橋市役所など官公庁が集まる現在のエリアから、前橋文学館やアーツ前橋、県立図書館などが立地する中心市街地エリアに移転することになっており、「本と人、人と人、人と地域の交流を生み出す『対話の場』として機能し、新たな繋がりを見出すことで前橋の文化の発展を支えてい」くとしている。

意見の募集は2022年4月13日(水)までで、同市内に住所又は勤務先がある人、同市の学校に在学する人などが、郵送やメール等で提出できる。

詳細