2023年第3回都市環境デザインセミナー「『山紫水明』の風景美と鴨川の風致保全」(2023/3/23|大阪・オンライン)

  • 日時:2023年3月23日(木)18時半~
  • 会場:
    都市魅力研究室(定員20名)
    https://www.toshimiryoku.jp/access.html
    +Zoom配信(定員90名)
  • 会費:
    都市環境デザイン会議会員、学生 500円
    上記以外の方 1000円
  • 詳細・申込:
    下記peatixページの末尾の「お願い」をお読みのうえ、お申込ください
    https://peatix.com/event/3471265/view

趣旨

鴨川は、古都京都を代表する魅力的な風景の一つです。中心市街地を貫流する河川でありながらも、人々の憩いの場として親しまれており、その風景からは悠久の歴史と「山紫水明」の自然美を感じとることができます。ただし、このような風景観および河川景観は、鴨川の伝統的な風景鑑賞や文化を踏まえた近代的な風致保全思想に基づき、近代河川整備を経て成立したものであり、その意味では新たに創られた風景でもあります。

今回は、鴨川を長年研究してきた林倫子先生に、近代から現代に至る鴨川の「山紫水明」の風景美の成立過程についてお話しいただき、鴨川にまつわる今後の都市環境デザインについても意見交換したいと思います。奮ってご参加ください。

セミナー世話人 岡 絵理子

講師紹介

林 倫子 (はやし・みちこ)

京都大学工学部地球工学科卒業、同大学院工学研究科博士後期課程修了。その後、立命館大学理工学部助教などを経て、現在は関西大学環境都市工学部都市システム工学科准教授。博士(工学)。専門は景観、土木史。水環境とともにある伝統的な暮らしのあり方について、治水、利水、アメニティの各方面から関心を持ち、研究を進めている。著作に『日本風景史』(分担執筆、昭和堂2015)

質疑、意見交換

会場から、質問・情報提供などを受け付ける予定です。