JR東日本が西日暮里駅を拠点とする活性化計画を公表 HAGI STUDIOが事業パートナーに
JR東日本グループのディベロッパー・(株)ジェイアール東日本都市開発がJR西日暮里駅界隈における活性化計画の概要を発表しました。事業パートナーに、谷中エリアなどで場づくりに取り組む(株)HAGI STUDIO(代表取締役・宮崎晃吉)を迎え、協働する内容となっています。
発表によれば、2019年10月から2020年3月にかけて、ジェイアール東日本都市開発が、「学びの場」をコンセプトに据えた施設などを同駅に複数開設。
ワークショップなどの開催を想定した文化交流拠点〈エキラボ niri〉や、地域の飲食店と連携して社会課題解決を目指す事業者が入居する地上2階建の施設〈西日暮里スクランブル〉を同駅構内で開業するほか、両施設における活動を発信する空間〈コミュニケーションウォール〉やカフェ〈BECK’S COFFEE SHOP〉をコンコースに整備する計画です。
このうちカフェを除く3施設についてはHAGI STUDIOが運営を担う予定で、さらに〈エキラボ niri〉〈西日暮里スクランブル〉の2拠点は、ジェイアール東日本開発からHAGI STUDIOが借受け、内装工事を施した上で、各ブースの事業者に分割・転貸するという形がとられるとのことです。
なお〈西日暮里スクランブル〉については、事業者の入居用に確保されている7区画のうち4区画の入居者が決定しており、残り3区画についてテナントの募集が行われています。