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建築士事務所におけるBIMの活用状況に関する調査結果が公開 3割が導入も高コストや人材難で活用に課題

公開日:2019/09/30/最終更新日:2019/10/03

全国約15,000の建築士事務所が加入する日本建築士事務所協会連合会(日事連)内のワーキンググループが、設計業務へのBIMやITの活用実態を探るべく、会員事務所を対象に行ったアンケートの結果(有効回答995件)を公表しました。

発表された報告書では、全体でのBIM導入割合が30.0%で、主に次のような傾向にあることが示されています。

導入している事務所について
  • 12.9%が導入のみで未活用にとどまっている
  • スタッフの数が10名を超える事務所では導入済みの割合が高い
  • 導入ソフトウェアは、ArchiCAD(43.0%)とRevit(33.2%)の2強状態
  • 導入時期は5年前から1年前までが過半数で、導入した事務所の56.9%が時間短縮や積算の効率化など具体的な効果を実感している
  • 導入や運用に高いコストがかかることや、BIMを扱える人材やその養成時間が十分に確保できないことを課題と感じている
導入していない事務所について
  • 導入に至らない理由は、コスト負担の重さ(50.7%)や人材不足(37.5%)や教育力不足(35.6%)など
  • 導入に向け、国や自治体に財政的な補助(64.4%)やガイドライン等の整備(55.3%)を希望する声が多い

その他、詳細はこちらに報告書が公開されています。


以下、日事連のリリースより

建築士事務所のBIMとIT活用実態にかかわる調査結果について

2018年に活動を開始した日事連の「BIMと情報環境ワーキンググループ」では、これまでBIMを設計プロセス・建築士事務所運営にいかに効果的に導入するかなどについて、必要な普及活動、研修や講習について議論を重ねてきました。その活動の中で、実際に建築士事務所協会の会員事務所がBIMをどのように認識し、どの程度活用してきているかを調査する必要性があると判断し、アンケートを実施しました。

その結果、全国の建築士事務所協会の会員事務所から995件の有効な回答を頂きました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。

結果概要として、以下の通りご報告いたします。

詳細

建築士事務所のBIMとIT活用実態にかかわる調査結果について

http://www.njr.or.jp/list/01277.html

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