国際図書館連盟 持続可能な環境づくりへの取り組みを表彰する「グリーン・ライブラリー・アワード2022」の応募受付を開始(締切:2022年2月28日)
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国際図書館連盟(IFLA:International Federation of Library Associations and Institutions)が7日、第7回目となる「グリーン・ライブラリー・アワード2022(Green Library Award 2022)」の募集要項を公開した。
グリーン・ライブラリー・アワードは、持続可能な環境づくりへの取り組みを最も伝えている図書館や、図書館によるプロジェクトに賞を授与する国際的なプログラム。
図書館の社会的責任と環境教育におけるリーダーシップに対する認識を高めたり、環境に配慮した持続可能な建物やサービス・活動・プログラム・コレクション、省資源や省エネルギーといった“グリーンライブラリー”運動を支援したりすることなどを目的に掲げている。
昨年の第6回目(2021年度)は、「グリーン・ライブラリー」部門でカナダ・エドモントンにあるエドモントン公共図書館(Edmonton Public Library)が受賞。また「グリーン・ライブラリー・プロジェクト」部門では、フィンランド・オウルにあるオウル市図書館(Oulu City Library)が受賞した。
このうちオウル市図書館は、持続可能な図書館の実現に向けたロードマップ「Sustainable Library 2030 Roadmap」を策定し、SNSやニュースレター、研修、イベント、環境関連図書の展示や朗読といった活動を通じて、利用者やスタッフの環境コミュニケーション向上に取り組んだことなどが評価されている。
募集要項によれば、英訳の応募書類が必要ではあるが、英語以外の言語圏の図書館やそのプロジェクトも応募が可能。
締切は2022年2月28日で、最終候補者は7月26~29日にアイルランド・ダブリンで開催が予定されているIFLAの総会で発表される。