兵庫県が二次利用可能な全県土分の高精度3次元データを全国で初めて公開 利活用のアイデア・提案を募集中

以下、兵庫県の記者発表資料より

兵庫県では、「ひょうご・データ利活用プラン」に基づき、“データの集積・活用による価値創造”の取組を推進しています。このたび、その一環として、高精度な3次元データを誰でも自由に利用できるオープンデータとしてWebサイトに公開します。
1mメッシュの高精度で、全県土分のデータ公開は全国で初めてです※。
詳細な地形や構造物の現況把握・分析が可能になるため、地域課題の解決や新サービス開発などに積極的に活用されることを期待しています。

これに併せて、このデータや他のデータと最先端技術を組み合わせて、民・産・学・官の協働による地域課題の解決に向けた取組を推進するため、利活用のアイデア・提案を募集します。

※1mメッシュの精度で全県域の3次元データセットを公開する都道府県は全国初。
国土地理院が広範囲に公開している標準的データは5m又は10mメッシュ(本県公開データは、その25倍又は100倍の精度)

1 公開するデータ

(1)内容

  • a 建物・樹木などの地物の高さを含む地球表面 [DSM] データ形式:緯度・経度・標高値のテキストデータ
  • b 建物・樹木などの地物の高さを含まない地表面 [DEM] データ形式:緯度・経度・標高値のテキストデータ
  • c 建物・樹木などの地物の高さを含まない地表面 [DEM] データ形式:画像データ(緯度・経度・標高値を含む)
  • d 地形の微細な凹凸を表現する地図 [CS立体図] データ形式:画像データ
    ※航空レーザー測量(平成24~25年度実施)により取得したデータ等を加工・作成

(2)公開日

2020年1月10日(金曜日)

(3)利用方法

「G空間情報センター」のWebサイトからダウンロード

https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/2010-2018-hyogo-geo-potal
ダウンロードできない場合は、兵庫県情報企画課に問い合わせください。

2 ビジネス・研究等での利活用

目的を問わず二次利用可能なデータですので、様々な用途でご利用ください。

(想定例)

・簡易測量・工事設計支援
・災害被害シミュレーション
・日照・通信環境シミュレーション
・ドローン自動航行ルート設定
・農業機械の自動走行
・除雪車の障害物回避走行

3 データ利活用のアイデア・提案の募集

3次元データを利活用して、地域課題を解決するアイデア・提案を募集します(分野や手法は問いません)。

ご提案やお問い合わせは、下記までご連絡ください。内容に応じて、関係者をまじえた対話・共創の取組について調整させていただきます。

<連絡先>

兵庫県企画県民部科学情報局情報企画課高度情報化班
Tel:078-362-3046
mail: johokikaku@pref.hyogo.lg.jp

その他詳細

全国初「全県土分の高精度3次元データ」の公開

https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/20200110_4566.html