今日のGD|『問いのデザイン』が「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」7位入賞!ほか
『問いのデザイン』が「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」7位入賞!
「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」で、『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』(安斎勇樹・塩瀬隆之著)が総合7位、リベラルアーツ部門2位を受賞しました。
2020年に発売されたビジネス書の中から読者(=ビジネスパーソン)が最も有意義だと感じたものを選んで投票する同グランプリは、今年で6回目を迎え、共同主催であるグロービス経営大学院とflierに加えて、メディア(毎日新聞社、NetGalley)、業界紙(新文化、文化通信)、出版取次各社(トーハン、日本出版販売、楽天ブックスネットワーク)が協力、メディアドゥグループが協賛で参画。良質なビジネス書をひとりでも多くの読者に届けられるよう、業界全体で盛り上げるため企画されたものです。
今年のノミネート作品は119作にのぼり、部門はイノベーション、マネジメント、政治経済、自己啓発、リベラルアーツ、ビジネス実務の6部門にわたります。
受賞作は現在のビジネス・トレンドを掴むのにうってつけの力作揃いです。ご投票いただいた皆様、ありがとうございました。
2月17日以降、全国の950を超える書店で順次フェアが開催されますので、この機会にぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
詳細はこちら
https://business-book.jp/result
https://www.flierinc.com/column/grandprix2021
書籍詳細
『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』
安斎勇樹・塩瀬隆之著
A5判・300頁・本体2700円+税
ワークショップのファシリテーションとは「問い」と「対話」を戦略的にデザインすること。問題の本質をどう見抜くか。固定観念をいかに壊すか。どうすれば課題が自分事になるか。商品開発・組織変革・学校教育・地域活性等でファシリテーターに必要な思考とスキルを解説。メンバーを本気にさせ、チームの創造性を引き出す極意。
『問いのデザイン』関連イベント① 著者・安斎勇樹さん登壇「問いのデザイン力を鍛える:ファシリテーターの思考法」(2021/03/06、オンライン)
良いアイデアが浮かばないとき。話し合いが盛り上がらないとき。チームメンバーと「わかりあえない」と感じるとき。仲間のポテンシャルを引き出せないとき。組織の一体感が薄れているとき。問題がなかなか解決されないとき。
ーこれらの原因はチームメンバーやマネージャーの能力不足ではなく、多くの場合、チームが向き合っている「問い」がうまくデザインされていない場合が大半です。問題の本質を捉え、課題解決のプロセスを導く力。これが、「問いをデザインする力」です。
問いのデザイン力とは、ファシリテーターが即興に投げかける「質問」や「問いかけ」のスキルだけにとどまりません。なぜならば、企業・地域・学校における複雑な問題状況の本質を見抜き、全員にとって「本当に解くべき課題」を正しく定義できなければ、その後、どんなにワークショップデザインやファシリテーションの工夫を重ねても、根本的に解決の方向性がずれてしまい、関係者に「創造的な対話」は生まれないからです。
このような課題意識のもと、企業の商品開発・組織変革・人材育成・学校教育・地域活性化などにおける複雑な課題解決の現場において、課題を正しくデザインし、関係者を巻き込み課題解決のプロセスをデザインするための思考法・スキルについて体系的にまとめた書籍『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』を2020年6月4日に出版いたしました。
本セミナーでは、問いをデザインするための技術と感性を磨くためのいくつかのポイントについて著者の安斎勇樹が自ら解説し、日常に気軽に取り入れられるトレーニング方法を解説します。身の回りの問題を鮮やかに解決し、よりよいアイデアを導くためのファシリテーターとしての筋力を鍛えられる時間になるはずです。書籍『問いのデザイン』とはまた違った角度から解説をしますので、書籍を読まれていない方も、すでに書籍をお読みになった方も、楽しく学んでいただける内容を予定しております。どうぞお気軽にご参加ください。
※チャット等での質疑応答・インタラクションは予定しておりますが、視聴のみの参加も可能です。他の受講者に声や顔や見えることはありません。
※事前に前提解説のための動画をお送りします。お申し込みが完了し次第お送りいたしますのでお早めのお申し込みをお勧めいたします。
※2020年7月18日、9月5日、11月11日に開催された公開セミナー「問いのデザイン力を鍛える:ファシリテーターの思考法」と内容が重複します。
概要
- 日時:2021年3月6日(土)10:00 – 11:30
- 場所:オンラインで実施いたします。
お申し込みいただいた方に個別でURLをお知らせします。 - 参加費:
一般3,000円
CULTIBASE Lab会員無料
※領収書はPeatixから発行可能です
※有料オンラインコミュニティ「CULTIBASE Lab」のメンバーは3,000円割引させて頂きます。
※今、CUTLBASE Labにご入会いただくと、本イベントも無料でご参加いただけます。
こういう方におすすめ
- 周囲の仲間や家族の力を活かし、課題解決をできるようになりたい方
- 自分やチームのよりよいアイデアを生み出す力を高めたい方
- スタートアップで事業や組織づくりを推進しているミドルマネージャーの方、ミドルマネージャーを志している方
- 大企業で事業推進に携わっていらっしゃる方
- 企業の経営企画に携わり、日々組織づくりに尽力されている方
- ファシリテーションを組織、地域、学校の課題解決に活用したいと考えていらっしゃる方
講師
安斎 勇樹(CULTIBASE編集長)
株式会社ミミクリデザイン CEO。株式会社DONGURI CCO。東京大学大学院情報学環特任助教。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。人と組織の創造性を高めるファシリテーションとマネジメントの方法論について研究している。主な著書に『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』『ワークショップデザイン論-創ることで学ぶ』『協創の場のデザイン-ワークショップで企業と地域が変わる』がある。
申し込み・参加にあたってのご注意等はこちら
https://peatix.com/event/1809261
『問いのデザイン』関連イベント② オンラインセミナー&セッション「凝り固まった認識と関係性をほぐす“問い”と“対話”」(2021/03/06、オンライン)
金融業界において「対話」が重要ということは一般的になりつつあります。
同時に、ではどうしたらいいのか?と、モヤモヤする日々を送っているときに「問いのデザイン」と出会いました。
また、「対話」は金融業界に限らず、他業界や地域コミュニティなど、さまざまな組織において、重要視されてきたコミュニケーション手法だと思います。
「対話」によって、
・これまで互いに気づかなかったことが新たに見つかるかも?
・新たなイノベーションを生むのでは?
・経営者は、現場の声を拾い上げてくれるかも?
と、組織は「対話」に期待しすぎていたのでしょう。
「対話が大事だ」という認識は浸透し始めているものの、一方で「そもそも対話とは何か?」が曖昧なまま、実践に戸惑っている声も聞くようになりました。
「対話」は他のコミュニケーション(会話、議論、討議、etc..)と何が違うのか。
「対話」をして、結局どうなればいいのか。 「対話」は具体的にどうすれば行えるものなのか。
そんな疑問やモヤモヤを解消できるよう今回は、数々のワークショップによって集団の創造性を引き出し、複雑な課題解決プロジェクトをファシリテートしてきた株式会社ミミクリデザインから田幡氏をお招きし、「『問いのデザイン』オンラインセミナー&セッション 〜凝り固まった認識と関係性をほぐす“問い”と“対話”〜」を開催いたします。
前半は「対話」と「問い」の関係や実践のポイントについて解説いただき、後半は皆さんとの質疑応答も交えながら複数スピーカーによるトークセッション形式でお送りします。
表面的な会話に終わらせず、お互いの“違い”をポジティブに炙り出し、状況を切り拓く力に変えていく。そんな「対話」の魅力と方法を「問いのデザイン」に学んでいきましょう。
概要
- 日時:2021年3月6日(土)10時~12時
- 場所:オンライン(Zoomによるウェビナー)
- 対象者:「問い」と「対話」に興味のある方
- 参加費用:2,000円
ファシリテーター
田幡祐斤氏 たばたまさのり
株式会社ミミクリデザイン
Director / Learning Designer
アパレル企業での販売・店舗運営を経験後、人材開発コンサルティング会社に転職。現在は株式会社ミミクリデザインにて、ディレクターとして事業開発 / 商品開発 / 組織開発 / 人材開発などの支援を行う。
・一般社団法人自然経営研究会(代表理事)
・奈良県立大学(共同研究員)
・環境教育促進団体elsa(理事)
スピーカー
江上広行 えがみひろゆき
株式会社URUU代表取締役
主に地域金融機関向けのビジネスモデル変革支援、人材育成、組織開発、情報システム構築などのコンサルティングを行う。2015年より、グロービス経営大学院の講師として組織開発やリーダーシップなどのクラスで教鞭をとる。2018年9月に独立し株式会社URUUを設立。人と組織そしておカネにうるおいをもたらすコンサルタントとして活動中。著書に『対話する銀行―現場のリーダーが描く未来の金融』 (一般社団法人 金融財政事情研究会発行、2017年)など
申し込みはこちら
https://toinodesign0306.peatix.com/
『ドイツのコンパクトシティはなぜ成功するのか』著者・村上敦さんほか登壇イベント(全3回)
「ミット・エナジー・ヴィジョン社ウェビナー~ 持続可能な社会の実現へ」(全3回)
欧州で活動する環境ジャーナリスト3人が立ち上げた会社「ミット・エナジー・ヴィジョン社(MIT)」では、福島第一原発事故から10年のタイミングで、3回のオンラインセミナーを開催します。
内容は、セクターカップリングの3要素、電力=交通=熱部門についての3回連続講座となっていますが、どれか1回だけでもお申込できます。
皆さまのご参加を楽しみにしています!
Vol.4 スイスとドイツの事例から~自然と共生する太陽光を考える
日時:2021年3月2日(火) 18:00-19:30
講師: 滝川 薫
日本各地では、自然破壊型の大型太陽光発電の乱開発により、太陽光発電そのものへの地域住民の反対意識が強まってきています。このウェビナーでは、地域の自然を保全・促進し、住民からの受容度が高い発電施設となるための二つの異なるアプローチを、スイスと南ドイツの地域事例から紹介します。
・ビオトープとなるドイツの野立て太陽光~自然促進型のデザインと管理
・建物上・自家消費が基本のスイス~野立ては行わないという選択
・自家消費コミュニティのトレンド
・エネルギー大転換における建物上の太陽光のポテンシャル
お申込み:https://mitenv-webinar4.peatix.com/view
Vol.5 欧州からEV最新情報:EVとソーラー自己消費、LCA、電池の生産とリサイクル
日時:2021年3月4日(木) 18:00-19:30
講師:池田 憲昭
大きなCO2削減ポテンシャルがある交通分野で、ここ数年で急速に開発普及が進むEV。昨年秋より実際にEVに乗り換えた講師が、最新の科学的知見をベースに、自分の体験も踏まえ、欧州のEV最新情報をお届けします。
・経済的だからEVにした-EVとソーラー自己消費と充電インフラ
・走行距離が長い大きな電池は必要?-EVのLCA(ライフサイクルアセスメント)
・サステイナブルな資源利用は可能か?-電池の生産とリサイクル
お申込み:https://mittenv-webinar5.peatix.com/view
Vol.6 ドイツの暖房・給湯など建物の設備機器における気候中立への道
日時:2021年3月9日(火) 18:00-19:30
講師:村上 敦
ドイツではいわゆるネットワーク型の暖房・給湯などの温熱設備の推進が行われている。例えば、都市ガス(ドイツでは天然ガス配管)につながれた高効率ガス設備や電力による温熱設備、あるいは地域熱供給によって直接熱供給を行う取り組みなどである。
これは、来るべき気候中立(CO2排出ネットゼロ)の社会が到来するとき、そのエネルギー源をCO2排出ゼロに置き換えることで(例えば、天然ガスを再エネガスに、電源をすべて再エネに、熱供給のヒートセンターを再エネ100%に)、社会全体に普及されている設備機器の総取替を行わなくても済むからであり、同時にこれらの熱機器には柔軟性が保たれることが期待されている。
日本では聞き慣れないこうした取り組みについて、現状の進展度合いとそれを推進する制度、そしてこの先、どのような対策が加わると2050年の気候中立を実現できるのか、ドイツにおける構想をじっくり解説します。
・遅くとも2050年には完全実施されなければならない気候中立を支える技術、セクターカップリングとは?
・その際に、住宅の省エネ性能はどの程度必要?
・ドイツでの主流の暖房・給湯機器はどのように変化している?
・再エネガスって何? どのように作って、普及するつもりなの?
お申込み:https://mitenv-webinar6.peatix.com/view