今日のGD|新刊発売!『DMOのプレイス・ブランディング 観光デスティネーションのつくり方』宮崎裕二・岩田賢 編著 ほか
感染症の流行、オーバーツーリズム等のリスクに直面する観光業のパラダイムシフトを先取りする戦略とは。集客を追求するプロモーションから、住民や他産業と連携しエリアの価値を磨くブランディングへ。レジリエントな競争力を高める10のブランディング手法と、イギリス、アメリカ、ニュージーランド、京都、岐阜等の実践。
概要
A5判・220頁・本体2500円+税
目次のほか、はじめに・おわりにはこちら!(書籍詳細ページへ)
編著者
宮崎裕二
東洋大学国際観光学部専任講師。プレイス・ブランディング研究会座長。2000年法政大学経営学修士(MBA)。大手総合電機メーカーのマーケティング職を経て、英国政府観光庁、日本政府観光局、カリフォルニア州観光局マーケティング・ディレクター。国家ブランド戦略クール・ブリタニアやカリフォルニア・ドリーム・ビッグのマーケティングやブランド・マネジメントに従事。2019年より現職。
岩田賢
一般財団法人運輸総合研究所主任研究員、企画部長。1972年生まれ。一橋大学経済学部卒業。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)規制学修士。1996年運輸省(現:国土交通省)に入省し、交通、観光担当を経て、2012年三重県庁雇用経済部観光局次長、2014年日本政府観光局本部およびニューヨーク事務所長を歴任。2018年より現職。
著者
長崎秀俊(目白大学社会学部情報学科教授)
光畑彰二(株式会社インターブランド・ジャパンCMO)
山本さとみ(ダブルシックス・マーケティング代表)
武田光弘(愛知県観光コンベンション局観光推進監)
辻野啓一(流通経済大学社会学部国際観光科教授)
佐野直哉(上野学園大学音楽学部准教授)
加藤英彦(岐阜県商工労働部海外戦略推進課インバウンド推進監)
西松卓哉(京都市産業観光局観光MICE推進室観光戦略課長)
特別寄稿「顕在化した『都市の危機』:情報化社会における集中と分散の両義性」田中大介(日本女子大学准教授)
移動が抑制され、多くの飲食店や観光業が苦境に立たされたことで、街の回遊性がローカルエコノミーを支えていたことを再認識する日々です。
メディアと都市の現代的変容を分析した論文「情報化する社会/体験化する都市」(2019)などを執筆された社会学者の田中大介先生に、都市が直面している二つの危機と、緊急事態宣言の発出と解除のプロセスを経て小さな岐路に立つ都市への所感をお寄せいただきました。
「××しない」という自粛だけではなく「○○しよう」から形作られるのが“新しい生活様式”ではないか、という一文に背中を押される論考です。
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6月の学芸出版社
2020年6月に刊行予定の新刊と、7月以降発売予定で予約受付中の近刊をご紹介しています。
『問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション』安斎勇樹・塩瀬隆之 著
『一級建築士合格戦略 製図試験のウラ指導 2020年版』教育的ウラ指導 編著
『超図解!建築施工現場』稲垣秀雄 著
『コミュニティカフェ まちの居場所のつくり方、続け方』齋藤保 著
『DMOのプレイス・ブランディング 観光デスティネーションのつくり方』宮崎裕二・岩田賢 編著
ほか続々刊行予定!