【受付終了】古田徹也×若林恵 「しっくりくる言葉」をさがして|『WORKSIGHT21号 詩のことば Words of Poetry』刊行記念トークイベント

主催 六本木 蔦屋書店
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2023年11月1日(水) 19:00-21:00
  • 会場:六本木 蔦屋書店SHARELOUNGE内 イベントスペース
  • 参加費:
    • ①書籍+会場参加チケット:3,480円(税込)
    • ②会場参加チケット:1,500円(税込)
    • ③書籍+オンラインチケット:2,980円(税込)
    • ④オンラインチケット:1,000円(税込)
  • 詳細・申込:https://store.tsite.jp/roppongi/event/shop/36538-1636201014.html

内容

『WORKSIGHT[ワークサイト]21号 詩のことば Words of Poetry』の刊行を記念して、哲学者の古田徹也さん(東京大学准教授)と、WORKSIGHTコンテンツ・ディレクターの若林恵さん(黒鳥社)によるトークイベントを開催します。

コクヨのオウンドメディア「WORKSIGHT[ワークサイト]」のプリント版・最新号は「詩のことば」特集。本誌の巻末には、古田さんのインタビュー記事「しっくりくることばを探して:古田徹也との対話・ウィトゲンシュタインと詩の理解」が収録されています。

「詩のことはよく分かりません」と主張する詩になじみの少ない人と、「理解しようとしなくていいんだ」と説明する詩が好きな人。両者の議論はなぜ平行線をたどってしまうのか。そのやりとりの混乱やすれ違いに対し、特集ではルートウィヒ・ウィトゲンシュタインやカール・クラウスの言語論から解き明かしました。

刊行記念イベントでは、ウィトゲンシュタインの洞察をもとに、「しっくりくる/しっくりこない」言葉についてのお話から、ゲーテ、吉岡実、そしてChat GPTまでトークを繰り広げながら、「詩のことば」の秘密に迫ります。

さらに、「謝るとは何をすることなのか」という問いに迫った、古田さんの最新刊『謝罪論』(柏書房)についても深掘りします。他者とともに生きていくための手がかりを異なる視点から提示する『WORKSIGHT 21号』と『謝罪論』。ふたつの書を読み解きながら、来るべき社会を考える上での重要な指針を探ります。

古田さんと若林さんの対話を聞けば、詩を読むのがきっと楽しくなる。詩になじみの薄い方はもちろん、詩が好きな方はお気に入りの詩集を片手に、ぜひお越しくださいませ。

プロフィール

古田徹也 TETSUYA FURUYA

1979年、熊本県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。専攻は、哲学・倫理学。『言葉の魂の哲学』で第41回サントリー学芸賞受賞。その他の著書に『それは私がしたことなのか』(新曜社)、『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』(角川選書)、『不道徳的倫理学講義』(ちくま新書)、『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHKブックス)、『いつもの言葉を哲学する』(朝日新書)、『このゲームにはゴールがない』(筑摩書房)、『謝罪論』(柏書房)など。訳書に、ウィトゲンシュタイン『ラスト・ライティングス』(講談社)など。

若林恵 KEI WAKABAYASHI

黒鳥社コンテンツ・ディレクター。平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書・編集担当に『さよなら未来』『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』『GDX :行政府における理念と実践』『だえん問答 コロナの迷宮』『働くことの人類学【活字版】』など。「こんにちは未来」「blkswn jukebox」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。