【受付終了】企業主導アーバニズムを超えた「東京づくり」

主催 ロッシェル・カップ
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

東京は今、劇的な変化を遂げようとしています。東京では、日本の建築・都市計画の規制緩和が進む中、大手不動産開発業者による大規模な再開発プロジェクトが相次いでいます。しかし、これらのプロジェクトは、都市政策が民間企業の利益に基づいているため、伝統的な町並みや活気のある商業地域、歴史的な緑地さえも侵食しています。どのようにして、このような企業主導のアーバニズムを克服し、住民の共同プロジェクトとして都市を再構築することができるでしょうか。ホルヘ・アルマザンは本ウェビナーで、新刊の著書『東京の創発的アーバニズム』を紹介しながら、これらの問題について話し、東京で最も議論を呼んだ企業主導の都市計画の一例として、神宮外苑の再開発計画を取り上げます。

★完全に日本語で行います★

ホルヘ・アルマザン(Jorge Almazán)
プロフィール

建築家、慶應義塾大学准教授。博士(工学)。1977年生まれ。マドリード工科大学修士課程修了。東京工業大学博士課程修了。2009年より慶應義塾大学にて教鞭をとる。ホルヘ・アルマザン・アーキテクツ代表。環境には配慮したインクルーシブな空間づくりに取り組む。地域再生のためのリノベーション設計で2018年度日本建築家協会優秀建築選、2019年度太田市景観賞大賞受賞。ソウル都市建築ビエンナーレ(2017、2019)にて東京に関する研究を展示発表。著書に『東京の創発的アーバニズム: 横丁・雑居ビル・高架下建築・暗渠ストリート・低層密集地域』(学芸出版社、2022)、『Emergent Tokyo: Designing the Spontaneous City』(ORO Editions、2021)。

主催者

ロッシェル・カップ(オンライン署名「神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを!」の発起人)
https://chng.it/kVn5dBMS