【受付終了】まなざしのデザイン×問いのデザイン対談企画「100年後のまなざし」

主催 Impact Hub Kyoto、京都西陣町家スタジオ
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

Impact Hub Kyotoが拠点を置く京都中央電話局西陣分局は、来年で建立100周年を迎えます。いまの社会、世界を変えたいと強く欲する人がたくさん集まるこのImpact Hub Kyotoにおいて、100年というスケールで社会や世界のことを考える意義について、ともに考えたいと思います。本企画では、Impact HubKyotoで様々なプロジェクトをモデレートしてきた京都大学総合博物館の塩瀬隆之さんと、ランドスケープデザインをベースに、風景へのまなざしを変える「TranScape」という領域横断的な表現活動を行うハナムラチカヒロさんによる対談形式で進行いただきます。明日の暮らしも一年後の生活も見通しが立たないなかで、100年後というスケールを持ち出すことに無責任とのそしりを受けるかも知れませんが、だからこそ100年後を見据えた作品制作や未来フォーラムなど様々な企画や登壇の経験が豊富なお二人にエスコートいただき、この100年スケールで考える視点を参加者の皆さんと共有できるような場がデザインしてもらえるのではと考えました。

2020年も残りわずかとなる年末、いまだ世界を襲ったコロナ禍の収束は見通しがたっていません。その中で、このモヤモヤと向き合う一つのまなざしを増やして2021年を迎えることができたら、わたしたちはいまの社会、世界を変えたいともう一度強く願う力を手に入れられると期待しています。

概要

  • 日時:2020年12月23日(水)19-21時
  • 会場:Impact Hub Kyoto
  • 定員:(対面)20名、(YouTubeでの配信)無制限
  • 料金:無料(要事前申込)

登壇者

塩瀬隆之

1973年生まれ。博士(工学)。京都大学総合博物館准教授。京都大学工学部卒業、同大学院工学研究科修了。専門はシステム工学。2012年7月より経済産業省産業技術政策課にて技術戦略担当の課長補佐に従事。2014年7月より現職。小中高校におけるキャリア教育、企業におけるイノベーター育成研修など、ワークショップ多数。平成29年度文部科学大臣賞(科学技術分野の理解増進)受賞。著書に『問いのデザイン創造的対話のファシリテーション』、『インクルーシブデザイン:社会の課題を解決する参加型デザイン』(いずれも共著、学芸出版社)など。

ハナムラチカヒロ

1976年生まれ。博士(緑地環境科学)。大阪府立大学経済学研究科観光地域創造専攻・准教授。バルセロナ大学遺産観光研究所客員研究員。大阪府立大学生命環境科学研究科修了後、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任助教を経て、現職。専門であるランドスケープデザインとコミュニケーションデザインをベースにした風景異化論を元に、空間アートの制作や、映像や舞台などでのパフォーマンスも行う。「霧はれて光きたる春」で第1回日本空間デザイン大賞・日本経済新聞社賞受賞。著書に 『まなざしのデザイン』(NTT出版)、『ヒューマンスケールを超えて』(ぷねうま舎)など。

申し込みはこちら

https://impacthubkyoto-100nengo-no-manazashi.peatix.com/

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