【受付終了】多元社会の意識構造を読み解く|比較住宅都市研究会
主催 | 比較住宅都市研究会 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2021年10月27日(水)18時30分~20時30
- 会場:東京都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室
- 参加費:会場参加費 1000円 ネット参加費 600円
- 詳細・申込:
http://home.g08.itscom.net/ebizuka/
要旨
1980年代半ばから30年あまり取り組んできた、まちづくり・むらづくりに関する市民意識すなわち民意の分析結果を紹介したい。使用した方法は、数学者の林知己夫博士が開発した多変量解析法の一つ「数量化3類」で、対象集団を4~8類型に分類し、それぞれに対応した政策を提案してきた。具体的には、近郊農家の営農・開発意識、まちづくり参加意識、農家婦人の生活観、震災時の防災意識・ボランティア意識・住要求、都市の緑意識・ボランティア意識の日英比較など9件の調査を実施し、とくに、集団とその中の個人の意識の関係に注目してきた。多元的な意識構造の分析方法はさまざまな社会活動の現場に応用できると思われ、研究会にご参加いただく皆さんとの意見交換に期待している。
報告者
山森 芳郎氏(共立女子学園名誉教授)
東北大学大学院修士課程修了、建築学専攻。工学博士(東工大=農村地域構造の都市化)。主な著書に、『生活科学論の20世紀』(単著、2005、家政教育社)など