【受付終了】THE SKELETON HOUSEトークイベントvol.2「建築を生態系として考える」

主催 株式会社エンジョイワークス
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

内容

THE SKELETON HOUSEのトークイベント第二弾を開催します!

家づくりとは、暮らしをつくることだといえます。その暮らしは誰かが与えてくれるものではなく、⾃ら時間をかけて積み重ねていくものだと思います。『スケルトンハウス』は、内装はほとんど最⼩限のものでできている住宅です。そのままでも住めますが、住む⼈が⼿を加えていくことを考えています。そのために、住まう⼈が⾃分で⼿を加えやすいような余⽩をたくさん作っています。

この連続トークイベントは毎回、住まい・暮らしに関する研究者であり、スケルトンハウスのアドバイザーを務めていただいていた⼟⾕貞雄さんに聞き⼿になっていただき、お招きするゲストとのトークで、⾃分の暮らしとはどのようなものなのか、そのヒントを探っていきたいと考えています。

■第2回開催に寄せて/⼟⾕貞雄
建築家海法圭さんは、建築を生態系の仕組みとして捉えているようです。彼の作る建築は、建築以前に、その対象の建物の成り立ちや背景を徹底的にリサーチすることから始まっています。例えば衣料の問屋のプロジェクトでは、そこで普段使われるダンボール箱に注目し、廃棄される書籍等からリサイクルされたダンボール箱だけで店舗を構成しています。また木造の雪室を設計するプロジェクトでは、雪の調査に長い時間をかけ、雪を水が地球上を循環する一様態として捉え、その循環を感じられる回廊のギャラリーを作ったりと、どのプロジェクトにもその背景が提案されています。今回は暮らしと生態系をつなぐ鍵について話をしたいと思います。楽しみにしてください。