【受付終了】地方都市再生がなぜ進まないのかー龍ヶ崎市での8年間の実践から

主催 比較住宅都市研究会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

日時:2022年12月21日(水)18時30分~20時30分

会場:都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室 渋谷区宇田川町12-3

参加費:1000円 ネット参加600円

詳細・申込:
http://home.g08.itscom.net/ebizuka/

内容:
講師:海老塚良吉 (比較住宅都市研究会主宰)
要旨:
日本の中小都市では人口が減少して、中心商店街はシャッター通りとなり、空き家が増え、農村部では耕作放棄地が増加している。各地で様々な取り組みが進められているが、地方都市の再生は容易ではない。茨城県南の龍ヶ崎市では、中心商店街の8割は空き店舗で、農村部は少子化が進み小学校の統廃合が進んでいる。行政は中心商店街の活性化や空き家バンクなどに取り組んできたが、その成果はほとんど見られない。2014年以降、龍ヶ崎に通い始めて、グリーンツーリズムでの農家民宿支援、荒廃した竹林整備、空きアパートを活用した民泊事業、築90年の古民家を改修したシェアハウス事業などの取り組みを報告して、地方都市再生が進まない原因を議論したい。

講師のプロフィール:
1950年、横浜生まれ。1973年東京都立大学建築学科卒業、76年同大学大学院建築研究科博士課程中退。1976年住宅・都市整備公団入社、国際連合地域開発センター、日本住宅協会、国際建設技術協会へ出向。2010年都市再生機構を定年退職。2005年より6年間、法政大学現代福祉学部兼任講師(都市住宅政策論)、東京経済大学及び都留文科大学で非常勤講師。2014年1月より龍ヶ崎市の地域再生に取り組む。著書等『国際比較・住宅基本法』共著、2008年、信山社、『NPOが豊かにする住宅事業 民間非営利組織による住宅事業:日本の実態と欧米との比較』2009年、筒井書房。

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