【受付終了】大阪長屋保全のまちづくりとオープンナガヤ大阪

主催 比較住宅都市研究会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

昭和一けた台、大阪は大大阪と呼ばれ、経済、人口で日本一を誇り、建設された長屋にも、大規模で、意匠も風格がある御屋敷風のものも見られ、いわゆる大阪型近代長屋と呼ばれているのだが、これらのことはほとんど知られていない。またここ30年ほどでお洒落な店舗などに大阪長屋が使われる事例も増えている。こうした豊かな可能性がある一方で、老朽化し空き家が増え、手をこまねいている所有者がほとんどで、1棟が全て空き家になるのを待って除却したり、開発業者に売却することが多い。ここで、大阪長屋と長屋ぐらしの魅力を発掘し、情報発信することの重要性が浮かび上がってくる。大阪市大の長屋研究グループは、北区豊崎において2007年度から主屋1棟、長屋5棟14戸の耐震補強、改修工事を進め、ここを拠点に大阪中に長屋保全、活用の大きな波をつくろうと、オープンナガヤ大阪を開催してきた。

講師

藤田 忍氏(大阪市立大学名誉教授 同大学院生活科学研究科客員教授)

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