【受付終了】地元人材育成からの地方創生|農村計画学会2020年度特別シンポジウム

主催 農村計画学会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

田園回帰の動きや外部人材の活用が注目される一方で,地元の人材育成,いわば内部人材の育成は基礎的な課題であるにも関わらず,相対的に看過されてはいないだろうか。基盤となる学校教育を取り巻く環境は大きな変化の中にあるが,近年では,若者の地域理解や定着に向けた取組が推し進められている。特に高校では,地域との協働による“魅力化”など教育施策と地域施策の一体化が図られるとともに,「地理総合」の新設と必修化が予定されている。しかしながら,こうした中,“地元”や“農村”をどのように教えるべきかについての議論は十分なされていない。
そこで,本シンポジウムでは,地元の人材育成の核として高校に焦点を当て,現場と施策の動向や課題を共有する。また,その上で,農村計画専門家の役割,大学教育との接続,若者に対する農村や地元(郷土)教育のあり方などについて議論を深める。

概要

  • 日時:2020年9月27日(日)13:30~16:30
  • 会場:オンライン⇒ZOOMアカウントを使用
    東京都内(東京農工大学)と鳥取市(鳥取大学)の2拠点をメインにしてZOOMを介したYouTube Live配信を行う。
    質疑はYouTubeのチャット形式でのみ受け付ける予定。

プログラム

<司会> 中塚雅也(神戸大学)

  • 開催挨拶・主旨説明 13:30~13:40
    開催挨拶:一ノ瀬友博(農村計画学会会長 慶応義塾大学)
    趣旨説明:筒井一伸(鳥取大学)
  • 講演 13:40~15:30(休憩 14:40~14:50)
    1.農山村再生と高校魅力化 中村怜詞(島根大学)
    2.「地理総合」を通した農村地域づくりの人材育成 宮地忠幸(日本大学)
    3.農業科目としての「地域資源活用(グリーンライフ)」  久保田豊和(静岡県立下田高校南伊豆分校)
    4.大学における「農村計画学」教育 中島正裕(東京農工大学)
    5.日本都市計画学会における「地理総合」必修化に向けた取り組み 菊池雅彦(国土交通省)
  • パネルディスカッション 15:30~16:25
    パネラー 中村怜詞・宮地忠幸・久保田豊和・中島正裕・菊池雅彦
    コメンテーター 中川秀一(明治大学)
    コーディネーター 筒井一伸(鳥取大学)
    質疑(チャット)対応 中塚雅也(神戸大学)
  • 閉会挨拶 16:25~16:30

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締め切り期日:9月22日(火)