【受付終了】比較住宅都市研究会|韓国の人口減少と地方都市縮小の現状

主催 比較住宅都市研究会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

講師

Yoon CheolーJae氏(慶北大学建築学部 教授)

要旨

韓国における人口減少は日本より始まりは遅かったものの、驚くほどのスピードで現在進行している。2018年、初めて出生率が1.0を下回り2021年度の統計では0.81まで低下、世界の最低記録を更新し続けている。さらにソウル及び首都圏への一極集中は日本の一極集中よりひどく、首都圏の人口は韓国全人口のほぼ50%を占めている。それに伴い、地方の中小都市における人口減少は悪化の一途を辿っており、地方自治体の42%が消滅の危機に直面している。韓国で発生している人口減少の現状を共有し、日本との類似点と相違点を議論したい。

講師のプロフィール

1972年韓国ソウルまれ。韓国弘益大学にて学部と修士課程をへて、2004年文部科学省の国費留学生として渡日、2007年東京大学で博士号を取得。その後、日建設計の本社とソウル支店を経て、2011年から現在にわたり、韓国慶北大学の建築学部で働きながら都市再生の分野で活動中。

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