【受付終了】ランドスケープ×文化×テクノロジー|伊勢武史×平賀達也

主催 JLAU
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

【ROAD TO 2023 JLAUが掲げる3つのテーマ オンラインセミナー】 Landscape Culture vol.01

現在、国土交通省が他省庁と連携しながら「グリーンインフラ」の社会実装を工学的な視点から推進しているが、日本の自然観に根差した流域包摂的思考バイオリージョナルインフラも、生態学的な視点によるグリーンインフラの重要な一側面である。また、COVID19によるパンデミックは、気候変動社会と関連づけられながら、都市圏に残された緑地や河川の環境を、人間の精神的安定、身体的健康、社会的連帯に貢献し、持続可能な社会と経済の発展に寄与する「Well-being」なインフラとしての再生を加速させることであろう。
これらの新たな基盤整備を推進するためには、国民一人一人が実感として、日本文化の根源である「自然とともに生きる」ことの意味を理解し、地域ごとの多様性に基づいた生活基盤や持続性のある循環型経済(サーキュラーエコノミー)を実践しなければならない。そのためには、ランドスケープがテクノロジーを実装し、DX(デジタルトランスフォーメーション)に象徴される経済と自然のバランスを志向する未来型社会基盤の一翼を担う必要がある。ランドスケープカルチャーの重要性がテクノロジーによって明らかにされるとき、新たな地球倫理や社会制度が生まれるのではないだろうか。
JLAUが掲げる3つのテーマによるオンラインセミナー第1回目は、温暖化と生物圏との関係性を読み解くためコンピューターモデリングに取り組まれている京都大学の伊勢武史さんをお迎えし、ランドスケープアーキテクト連盟副会長の平賀達也とともに「ランドスケープ×文化×テクノロジー」の視点で来るべき近未来を語ります。バーチャルとフィジカルが融合した時空間の中で、セミナー参加者とともにどのような絵を描くことができるか、どうぞ楽しみにご参加ください。

日時

2021 年 8月10日(火)20:00-22:00

会場

オンライン(ZOOMウェビナー)

内容

対談(1時間を予定)

伊勢武史×平賀達也「ランドスケープ×文化×テクノロジー」

質疑応答

JLAU Landscape Cultureチームより(30分)
オンラインセミナー参加者より(30分)

講師

伊勢武史(いせたけし)

徳島県出身。京都大学フィールド科学教育研究センター准教授。ハーバード大学大学院進化・個体生物学部修了(Ph.D.)。独立行政法人海洋研究開発機構特任研究員、兵庫県立大学シミュレーション学研究科准教授を経て、2014年より現職。地球温暖化で重要な役割を果たしている生物圏については、その複雑性から、陸上の生物による炭素の循環のシミュレーションが遅れていると考え、現在、陸域における炭素循環と温暖化についてのコンピューターモデリングに取り組む。

参加費

  • JLAU会員/学生:無料
  • 一般/1,000円

定員

先着500名

申し込みはこちら

https://landscapecommunity1.peatix.com/

問い合わせ

jlau.seminar@gmail.com
http://jlau.or.jp/event/

記事をシェアする

学芸出版社では正社員を募集しています
学芸出版社 正社員募集のお知らせ