伝統をみらいへー情報発信と地域連携でつくる、寺社の新しいカタチ
主催 | READYFOR株式会社 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2024年10月15日(火)13:00~15:50 ※見逃し配信あり
- 会場: YouTube Live
※オンライン配信動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみ、YouTubeの配信URLをメールにてご案内します。見逃し配信をご希望の方も同じ申込みフォームよりお申し込みください。 - 参加費:無料
- 詳細・申込:https://cfevent.readyfor.jp/culture/241015
内容
少子化や人口の都市一極集中、コンテンツの多様化といった抗いようのない潮流があります。
その中で、神社仏閣はどのような生き残り戦略を立てていかねばならないでしょうか。
これまで神社仏閣が果たしてきた機能である「人が集まる場」を、新しい取り組みを用いながら維持・発展させるための手がかりを探るシンポジウムを開催します。
■ こんな方におすすめ
– 神社仏閣にて経営にかかる職務の方
– 神社仏閣にて広報やマーケティングにかかる職務の方
– 神社仏閣において、地域連携に課題を感じられている方
– 神社仏閣において、来訪者数について課題を感じられている方
プログラム
・13:00-14:20 「地域と共生する寺社を目指して – 人が集まる場所へ -」
・14:30-15:50 「寺社と地域外をつなぐ – 情報発信による新たな関係構築 -」
シンポジウム詳細
テーマ1 地域と共生する寺社を目指して – 人が集まる場所へ –
様々な課題を抱えるなか、これまで以上に寺社がその存在意義を示し、未来へと活動を継続していくために、地域とのつながりを強化するための新たな取り組みが求められています。
本テーマでは、地域との共創に取り組む寺社と、「未来の住職塾」理事の遠藤卓也氏をお招きし、具体的な事例や成功の秘訣、未来への展望についてお話しいただきます。
<登壇者>
遠藤卓也(一般社団法人未来の住職塾 理事)1980年東京都生まれ。立教大学卒業後、IT企業で働きながら2003年より東京・神谷町 光明寺にて「お寺の音楽会 誰そ彼」を主催。地域に根ざしたお寺の “場づくり” に大きな可能性を感じ、2012年に仲間たちと「未来の住職塾」を立ち上げる。以降、各地の寺院の事例研究を活かし、伴走支援型の個別サポートや僧侶向けの研修・講演、お寺の広報ディレクション等を行なう。著書に『地域とともに未来をひらく お寺という場のつくりかた』(学芸出版社)、『みんなに喜ばれるお寺33実践集: これからの寺院コンセプト』(興山舎)
土川憲弥(浄土宗 浄楽寺 副住職)1986年生まれ。宮城県在家出身。寺族の妻と結婚を機に横須賀市浄楽寺に入山。浄楽寺は運慶作仏像(国重文)、郵便の父前島密翁墓所があることで知られる。寺院消滅が叫ばれる現代、日本文化の象徴ともいえる寺院の未来を考え、社会に積極的に関わる寺院を目指し様々な活動を実施中。浄楽寺副住職。(社)BUSHIDO文化協会代表理事。(株)W.E.H代表取締役。大楠観光協会会長。浄土宗布教師。お寺ごはんプロジェクト実行委員会会長。MONKS三浦半島会長。
名久井育美(廣田神社 権禰宜)東京・青森の保育園で保育士として約10年間勤務。その後、國學院大學にて神職の資格を取得し、青森県青森市廣田神社に奉職。平成27年より地域の子供達に舞を通して、日頃の感謝の気持ち、日本の伝統文化・行事、作法や礼儀などの礼節を伝えるべく、廣田神社舞姫会を発足。海洋散骨、永代供養、八甲田山神社奥宮再建などにも携わり、Podcastを立ち上げて配信する等、廣田神社と地域の皆様と繋ぐべく日々ご奉仕している。
テーマ2 寺社と地域外をつなぐ – 情報発信による新たな関係構築 –
従来の枠を超え、より広範囲からの参拝者を迎え入れることは、寺社にとって未来への活路を開く鍵となります。
本テーマでは、先進的な取り組みを実践する寺社と、神社仏閣情報プラットフォーム「ホトカミ」運営代表の吉田亮氏を迎え、効果的な情報発信による魅力発信の具体的事例や成功の秘訣に迫ります。
<登壇者>
吉田 亮 (ホトカミ 運営代表)月間120万人の神社お寺ファンが使う神社お寺の検索サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表取締役。東京大学理科II類入学後、文学部言語文化学科日本語日本文学(国語学)専修課程卒業。2013年より日本文化や歴史を後世に繋ぐ事業を開始、2016年法人化。これまで2000人以上の参拝者との対話や、累計1000万アクセスを超えるお参りに関する記事の執筆編集、100年後に神社を残すために社会と神社の接点を創出する。
彦坂怜宗(富士山 東光寺 住職)東光寺第27世住職。和歌山県出身。大学卒業後、一宮の妙興寺で5年半の修行を経て、京都の妙心寺派宗務本所に勤め、現在の東光寺からお声がけいただき、京都から岐阜へ移住し、住職として現在6年目となる。寺庭(寺嫁)と二人三脚で過疎化の課題と向き合いながら「人の行き交うお寺」を目指し、後世へ東光寺をつなげるために様々なことにチャレンジする。東光寺ねこ日和500名動員、夏まつり400名動員、ライトアップ800名動員の成果を出し、同じ過疎化や寺離れの課題を抱える寺院から注目を集める。
菱沼拓己(鷲宮神社 宮司)大学を卒業し、静岡県の三嶋大社に奉職した後、令和3年より、栃木県の鷲宮神社に奉職。栃木県内で最も若い宮司(2022年時点)として、鷲宮神社の発展の為に精力的に活動した先代宮司の遺志を継いで奉仕している。「咳止めの神様」が祀られており、全国各地から参拝者が増えている。シンボルである鶏や卵にちなんだお守りやおみくじなどを制作し、好評を博している。