松本紹圭・遠藤卓也 著

内容紹介

お寺離れと仏教ブームの時代にお寺・僧侶に求められる役割とは、先祖教と仏道、双方への良き入口となる「場」をつくること。人の集まる空間があり、地域との伝統的なつながりがあるお寺は、社会的課題解決に貢献できる無限の可能性を秘めている。各地で始まった、新しい「お寺習慣」から始める、地域の居場所のつくりかた。

体 裁 四六・200頁・定価 本体2000円+税
ISBN 978-4-7615-2716-7
発行日 2019/09/25
装 丁 [フルハウス]イラスト:田村記久恵

目次著者紹介

目次

はじめに

第1部 お寺という場の可能性 松本紹圭

1 今、仏教に起こっていること──「お寺離れ」と「仏教ブーム」

2 「日本のお寺は二階建て」論

3 仏教・お寺・僧侶、これからの役割

第2部 お寺という場をつくる人々 遠藤卓也

1 地域活性化のための場

「マルシェ」を活用した「花まつり」という習慣の再興―埼玉県草加市・光明寺「花まつりマルシェ」
お祭りの明るいエネルギーで地域を照らす―愛知県名古屋市 久遠寺「新栄祭」

2 働く人のための都心の居場所

なぜ人が集う? 都心のお寺カフェ―東京都港区 光明寺「神谷町オープンテラス」
都心で自由に過ごせる「やさしい居場所」──東京都新宿区 淨音寺「らうんじ淨音寺」
コラム:働き方改革でニーズ急増? お寺のコワーキングスペース

3 お寺の名物を活かした場づくり

みんなで育てるお寺の名物―静岡県伊豆の国市 正蓮寺「蓮まつり」
コラム:お寺の「関係人口」が関わり続けられるしくみづくり
クラウドファンディングをつかって地域の名物を復活!―栃木県宇都宮市 光琳寺
名物のおとりよせで関係づくり!?―神奈川県川崎市 髙願寺「髙願寺おとりよせ市場」

4 出張して居場所づくり

お寺じゃないからこそ打ち明けられる悩みもある―長崎県大村市「お坊さんスナック」
自己研鑽の場からコミュニティの場へ―北海道岩見沢市 善光寺「喫茶店法話」
コラム:また会いたくなるお坊さんに出会える──「H1法話グランプリ」

5 子どもたちの学びの場

地域の子どもたちのセーフティネットを目指す―愛知県名古屋市 教西寺「寺子屋活動」

6 母親のための子育て支援の場

緑豊かなお寺は訪れるだけでママたちの癒やしに―千葉県千葉市 本休寺「ぴよこの会」
障がいをもつ子と家族のための場づくり―東京都豊島区 勝林寺「お寺でくつろぎば」
コラム:全国に広がる「気持ち」の受け皿「おてらおやつクラブ」

7 悩める若者のための場

若者たちが考え、行動し始めるための場づくり―奈良県磯城郡 安養寺「山と学林」
ひきこもりのためのお寺カフェ―福岡県北九州市 宝樹寺「Cafe ☆ Tera」

8 高齢者のための場

地域の健康寿命延伸にチャレンジ!―東京都小金井市 長昌寺「金曜健康サロン」
コラム:お寺から「心と体の健康」を提供する「ヘルシーテンプル構想」
地域医療とお寺の連携── 三重県桑名市善西寺「善西寺エンディングセミナー」
コラム:空き家活用で世代間の助け合い「Fukumochi vintage」

9 遺族のための場

あの悲しみをなかったことにしない―静岡県伊豆の国市 正蓮寺「グリーフケアのつどい」
コラム:僧侶たちにグリーフケアの学びの場を提供する─ 一般社団法人リヴオン

おわりに
未来の住職塾について

松本紹圭(圭介)

一般社団法人未来の住職塾 塾長

1979年北海道生まれ。東京神谷町・光明寺僧侶。世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leader。武蔵野大学客員准教授。東京大学文学部哲学科卒。2010年、ロータリー財団国際親善奨学生としてインド商科大学院(ISB)でMBA取得。2012年、住職向けのお寺経営塾「未来の住職塾」を開講し、7年間で600名以上の宗派や地域を超えた若手僧侶の卒業生を輩出。『お坊さんが教える心が整う掃除の本』(ディスカバートゥエンティワン)他、著書多数。お寺の朝掃除の会「Temple Morning」の情報はツイッター(@shoukeim)にて。

遠藤卓也

一般社団法人未来の住職塾 理事

1980年東京生まれ。立教大学卒業後、IT企業で働く傍ら2003年より東京・神谷町 光明寺にて「お寺の音楽会 誰そ彼」を主催。10年以上続く活動において、地域に根ざしたお寺の「場づくり」に大きな可能性を感じ、2012年より住職向けのお寺経営塾「未来の住職塾」の運営に携わる。「お寺の広報」をテーマとする講演・研修や、お寺のHP・パンフレット制作などを手がける。また、音楽会やマルシェなどお寺での様々な「場づくり」もサポートする。

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