「高すぎる都市」への反撃――ニューヨークの民主社会主義と地域経済リデザイン|『社会主義都市ニューヨークの誕生』刊行記念イベント

主催 学芸出版社
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

内容

家賃は高すぎる。
通勤や保育に金がかかりすぎる。
働いても、都市で「暮らし続ける」ことができない――。

グローバル資本主義の象徴とされてきたニューヨークで今、民主社会主義を掲げる若き政治家ゾーラン・マムダニが、労働者とミレニアル/Z世代の圧倒的支持を集め、市長に当選・就任しました。

社会主義都市ニューヨークの誕生』は、この〈マムダニ現象〉を、人物像・政策・支持基盤・批判と反批判まで含めて徹底的に分析し、なぜ今、ニューヨークで「社会主義」が現実的な選択肢として浮上したのかを解き明かします。

本イベントは、『社会主義都市ニューヨークの誕生』の刊行を記念し、著者の矢作弘さんを迎えて開催します。
対談相手には、『地域経済のリデザイン』の著者であり、グローバル経済のもとで疲弊する地域を見つめ、経済とまちづくりの両面から地域経済の再構成を論じてきた松永桂子さんをお迎えします。

ニューヨーク市における、ジェントリフィケーション、住宅危機、公共サービスの再構築、富裕層課税といった課題は、日本の都市や地域経済が抱える問題とも重なります。
本トークでは、ニューヨークの最前線の事例を手がかりに、都市と地域経済のこれからを考えます。

  • なぜ「大きな政府」が再び支持されているのか
  • 市場に委ねられてきた領域を、どう公共に取り戻すのか
  • 都市・地域経済は誰のために再設計されるべきか

を、ニューヨークという最前線の事例と、日本の地域経済の視点を往復しながら考えます。

都市政策、地域づくり、経済、政治に関心のある方はもちろん、
「このままでは暮らし続けられない」と感じているすべての人に向けたトークイベントです。

タイムテーブル

  • 18:30-/受付開始
  • 19:00/開演、趣旨説明
  • 19:10-/話題提供:なぜ今、ニューヨークで「社会主義」なのか
  • 20:10-/ディスカッション
  • 20:40-/質疑応答
  • 20:55-/クロージング
  • 21:00/終演

出演者プロフィール

矢作 弘(やはぎ・ひろし)

龍谷大学名誉教授。博士(社会環境科学)。著書・翻訳書に『社会主義都市ニューヨークの誕生』(単著、学芸出版社、2026年)『15分都市の実践 世界に学ぶ地球規模の課題解決』(共訳、学芸出版社、2025年)、『コロナで都市は変わるか』(共著、学芸出版社、2020年)、『都市危機のアメリカ』(単著、岩波書店、2020年)、『トリノの奇跡』(共著、藤原書店、2017年)、『縮小都市の挑戦』(単著、岩波新書、2014年)、『中心市街地活性化三法改正とまちづくり』(共編著、学芸出版社、2006年)、『大型店とまちづくり』(単著、岩波新書、2005年)、ニューヨークタイムズ編『ダウンサイジング オブ アメリカ』(単訳、日本経済新聞社、1996年)、『ロサンゼルス』(単著、中公新書、1995年)。


松永桂子 (まつなが けいこ)

大阪公立大学 商学部・経営学研究科 教授
大阪市立大学大学院後期博士課程単位取得退学。博士(経済学)。島根県立大学、大阪市立大学大学院創造都市研究科などを経て現職。持続可能な地域や経済のあり方について研究。

主な著書

地域経済のリデザインー生活者視点から捉えなおすー』学芸出版社、2023年
『トリノの奇跡ー「縮小都市」の産業構造転換と再生―』藤原書店、2017年(矢作弘先生との共著)など
『ローカル志向の時代ー働き方、産業、経済を考えるヒントー』光文社新書、2015年(同韓国語版、2017年)
『創造的地域社会?ー中国山地に学ぶ超高齢社会の自立ー』新評論、2012年

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