【受付終了】第19回 上智大学・環境法政策プログラム(SELAPP)セミナー「2023年空き家法改正とアートによる空き家活用の可能性」
主催 | 上智大学 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2023年11月18日(土曜)15時~17時(予定)
- 会場:Zoomオンライン開催
- 参加費:無料
- 詳細・申込:https://eipro.jp/sophia/events/view/SELAPP20231118
内容
◆企画趣旨
本年の空き家法改正では、「空き家の活用拡大」が大きな柱の1つとなりました。活用については種々の事例と可能性がありますが、かねて美術館、芸術祭やアーティスト・イン・レジデンス(AIR)その他の文化芸術用途に空き家を活用する施策が、全国各地で、あるいは海外で積極的に行われてきました。
そこで今年度のSELAPPセミナーでは、文化芸術基本法の制定、文化財保護法の改正(文化財の活用と観光振興)、博物館法の改正、文化庁の移転など近年の法・制度変革を念頭に置きながら、主として<アートによる空き家の活用拡大>を切り口・素材として、事例検討を踏まえつつ、改正空き家法(条例)の可能性と法運用のあり方を検討します。
第1部の講演では、簡潔に現状と課題を整理した後、大分県竹田市長として12年間にわたり、同市を「現代建築の聖地」とまで称される文化都市に変貌させるなどハード・ソフトの両面で文化行政をリードされた首藤勝次氏(前竹田市長、水墨画家)、日本アートマネジメント学会会長で、日本全国の文化遺産の活用現場を歩き、綿密に研究して来られた松本茂章氏(大阪音楽大学特任教授)から、参照すべき具体的な事例をご報告いただきます。
そのうえで第2部では、大阪市法律顧問で、中之島美術館の新設や大阪市博物館機構の設置にも関わられた行政法実務の泰斗、岩本安昭氏(大阪弁護士会)、そして地方自治法および空き家に精通された上智大学教授の北村喜宣氏にも加わっていただき、主として行政の役割と課題に焦点を当てつつ、パネル・ディスカッションを実施します。
その道の第一人者が集う大変貴重な機会ですので、ぜひ奮ってご参加ください。
◆次第(司会:上智大学 越智敏裕)
15:00 開催校より
<第1部>
15:05~15:20 越智敏裕「問題提起」
15:20~15:45 首藤勝次氏「竹田市文化行政の実践から」
15:45~16:10 松本茂章氏「地域を変える空き家等の文化芸術活用 -各地の事例から-」
休憩(質問回収)
<第2部>
16:20~17:00 首藤勝次氏、松本茂章氏、岩本安昭氏・北村喜宣氏による
パネル・ディスカッション(質疑応答も含む)(司会:越智敏裕)
17:00~17:05 閉会のご挨拶(北村喜宣)