佐倉市の古民家活用による地域活性化の取り組み
主催 | 比較住宅都市研究会 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2025年1月22日(水)18時30分~20時30分
- 会場:東京都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室 渋谷区宇田川町12-3
- 参加費:現地参加 1000円、ネット参加 600円
- 詳細・申込:http://home.g08.itscom.net/ebizuka/
内容
千葉県佐倉市は、千葉県中部に位置し、今年で市政70周年を迎えた。東京駅から約60分、成田空港から約20分の場所に立地し、江戸時代の城下町としての歴史的景観と豊かな自然環境が調和した文化都市である。人口は17万人程度で、少子高齢化により人口減少が進んでいる。印旛沼に面する市北部や市街地から外れる市南部には田園風景等の豊かな自然が広がる一方、東京のベッドタウンとしてタワーマンションが林立する都会的な側面もある。
古民家が点在する城下町地区は、周辺の成田市、香取市、銚子市とともに日本遺産「北総四都市江戸紀行」に認定され、江戸時代以降の歴史的な建造物も残ってはいるが、全体としての景観は失われつつある。そこで、市が所有する2棟の古民家(国登録有形文化財)について、文化財の保全と、活用による地域活性化を目的に、観光の側面から古民家活用事業を開始した。現在、5年目を迎えようやく成果が出始めている。
講師のプロフィール
向後 貴大 氏(佐倉市 魅力推進部 佐倉の魅力推進課 観光班)
千葉県佐倉市在住。佐倉市役所に努めて12年目。大学時代に観光学を専攻し、ゼミで古民家の活用に関する研究を行う。市役所に入庁して5年目に念願だった観光の部署に配属され、「佐倉市観光グランドデザイン『観光Wコア構想』」や「佐倉城下町エリアビジョン」の策定、それらの計画に基づく古民家の活用事業等を担当。「住んでよし、訪れてよし」と思われる佐倉市を公民連携で実現すべく日々奮闘中。