井上岳一(日本総合研究所チーフスペシャリスト)×緒方壽人(デザインエンジニア)「テクノロジーとコンヴィヴィアルに生きる方法 〜デザインとクリエイティブの現在地〜 」

主催 東京ミッドタウンデザイン部
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2025年8月18日(月)19:00-20:30
  • 会場:現地・オンライン併催。
    ・現地…東京ミッドタウン・デザインハブ内 インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 5F)
    ・オンライン…YouTube Live(https://youtube.com/live/PftrKcM0Jqc?feature=share
  • 参加費:無料
  • 定員:会場参加50名
  • 詳細・申込:https://peatix.com/event/4513502

内容

「リエゾンセンター・ライブラリー」は、東京ミッドタウン・デザインハブ内に月10日ほど不定期でオープンするデザインライブラリー。「リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント」は、ライブラリーに届いたデザイン関連の新刊本の著者の方などをゲストにお迎えし、書籍やそのテーマを深掘りするトークイベントを開催しています。

今回は、今年4月、編著として『コンヴィヴィアル・シティ 生き生きした自律協生の地域をつくる』(学芸出版社)を上梓された井上岳一さんと、2021年に『コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ』(株式会社ビー・エヌ・エヌ)を出版されている緒方壽人さんをお迎えし、進化し続けるテクノロジーとコンヴィヴィアルに生きる方法を探ります。
緒方さんの著作『コンヴィヴィアル・テクノロジー』から4年、この間の顕著なできごとは、生成AIをはじめとするテクノロジーの進化と、それに伴うクリエイティブやデザインをとりまく状況の変化です。
テクノロジーとコンヴィヴィアル(=自律協生)に生きるために、デザインとクリエイティブの現在地を再確認するとともに、いま改めて「主体的な創造」について考えます。

【ゲスト】

井上 岳一(いのうえ たけかず)/日本総合研究所 チーフスペシャリスト
林野庁、Cassina IXCを経て日本総合研究所。豊かな山水の恵みと人の知恵・技術を生かした多様で持続可能な地域社会の建設をミッションに研究・実践活動に従事。2020年からオンラインプログラム「山水郷チャンネル」、2021年からGOOD DESIGN Marunouchi「山水郷のデザイン」展の共同ディレクターを務める(共に主催は日本デザイン振興会)。
2022年には武蔵野美術大学と「自律協生スタジオ(Convivi)」を開設。著書に『日本列島回復論』(新潮選書、2019年)、共著書に『コンヴィヴィアル・シティ』(学芸出版、2025年)等。内閣府規制改革推進会議専門委員、南相馬市復興アドバイザー、武蔵野美術大学客員研究員。

緒方壽人(おがたひさと)/デザインエンジニア・Takramディレクター
デザイン、エンジニアリング、アート、サイエンスまで幅広く領域横断的な活動を行うデザインエンジニア。
東京大学工学部卒業後、国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)、LEADING EDGE DESIGNを経て、Takramに参加。
主なプロジェクトは、「HAKUTO」月面探査ローバーの意匠コンセプト立案とスタイリング、21_21 DESIGN SIGHT「アスリート展」展覧会ディレクター、SKINCARE LOUNGE by ORBISのブランディングと体験デザイン、2025大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」展示ディレクターなど。2015年よりグッドデザイン賞審査員。近著に『コンヴィヴィアル・テクノロジー』。
2021年から長野県の御代田町に移住し、テクノロジーと人間と自然のちょうどよいバランスを考える日々。