『アムステルダム ボトムアップの実験都市』出版記念トーク
主催 | watage |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2025年9月24日(水)18:30–21:00
- 会場:watage(東京都千代田区神田)
- 参加費:500円(学生) / 1000円(一般) / 3500円(書籍付き)
- 定員:30名程度
- 当日申込可能
- 詳細・申込:https://forms.gle/G5EWRP47K2hTwtEa9
内容
2025年8月に学芸出版社より刊行された『アムステルダム ボトムアップの実験都市』。
建築家やクリエイター、市民らが始めたサーキュラー・エコノミーやリジェネラティブ・デザインなど、ボトムアップ型まちづくりの先進地として知られるオランダ・アムステルダム。
本書の著者であり、オランダ在住歴28年の建築家・根津幸子さんが、現地の建築家やデザイナー、市民たちに取材してまとめたプロジェクト集です。低湿地に暮らすオランダ人ならではの柔軟な思考とスピード感が、どのように街を変えてきたのか。その生き生きとした姿を伝えています。
今回の出版記念イベントでは、著者・根津幸子さんに加え、アムステルダムに住んだ経験をもつ、石川由佳子(for Cities共同代表)、海法圭(海法圭建築設計事務所主宰)をゲストに迎えます。
それぞれが現地で体験した都市の変化や、日本・世界の都市との比較、さらには「オランダあるある」まで、さまざまな視点から都市の未来を語り合います。「自分たち手で都市のくらしを育む」ために必要な仕組みや、行政と民間、市民のそれぞれの関係性のあり方。アムステルダムを通じて、これからの都市と私たちの暮らしを考える一夜に是非お越しください。
登壇者
根津幸子(Urbanberry Design主宰)
オランダ建築登録建築家。オランダ政府奨学生としてベルラーヘ・インスティテュート修了。2002年アムステルダム拠点でUrbanberry Design主宰。スタートアップの開催主旨づくりを得意とし、建築、インテリア、まちづくり、都市計画などのプロジェクトに関わる。
石川由佳子(アーバニスト / for Cities共同代表 / watage youth studioディレクター)
「自分たちの手で、都市を使いこなす」ことをモットーに、国内外の様々な人生背景を持つ人たちと共に、市民参加型の都市体験のデザインを行う。都市体験のデザインスタジオ「一般社団法人for Cities」を立ち上げ、共同代表理事。まちとみどりとの関係性を再編集する街路樹のデータプラットフォーム「Dear Tree Project」主宰、みどりを取り巻く仕事のこれからを考え創造していく「一般社団法人Social Green Design 協会」理事、意味を紡げる都市を考える「Meaningful City Magazine」企画・編集を行う。リサーチ、企画、編集、教育プログラムやアートプロジェクトの開発など、都市をテーマに行う。都市の中で、一番好きな瞬間は「帰り道」。
https://www.instagram.com/kiki_yukako/
海法 圭(海法圭建築設計事務所主宰)
1982年生まれ。2007年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。2010年海法圭建築設計事務所設立。人間の身の回りの環境と、人知を超えた環境や現象などとの接点をデザインすることをテーマに、壮大でヴィジョナリーな構想から住宅やプロダクトの設計まで、スケールを横断した幅広い提案を行う。現在、法政大学、芝浦工業大学、工学院大学、昭和女子大学非常勤講師。主な作品に、上越市雪中貯蔵施設ユキノハコ(2021)、タカオネ(2021)、美術家の住まい(2020)、箱根本箱(2018)、ANTCICADA(2020)、Tobacco Stand(2015)など。第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展特別招待出展(2021)。
https://www.instagram.com/keikaihoharchitects/
【会場について】
Watage-まちを育む「学び」と「実践」の場-
鍛冶町二丁目で愛された溜まり場、喫茶「Tampopo」の場所を引き継ぎ、これからのまちづくりの「種」となるような、学びや実践を育んでいくための場所として2024年7月に生まれました。 ここでは、地域の人や、ユース世代(10〜20代)と共に、まちを使いこなしていくための知恵やスキルを身につけていきます。活動を通じて、まちの資源を可視化、再編集し、これからのまちの資産としての人材と資源を蓄積しています。
https://www.instagram.com/watage_kanda/