【受付終了】上映会 | トランスマンツァ・ツアーイタリアの農村回帰(2018/07/19)

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

トランスマンツァ・ツアー イタリア・農村回帰の旅:上映会

日時:7月19日(木)19:00 – 21:30
会場:Common cafe 〒530-0015 大阪市北区中崎西1-1-6 吉村ビルB1F
詳細:
https://www.facebook.com/events/1959181017708053/?notif_t=plan_user_joined&notif_id=1530887873267894

近年、イタリアの農村を含む小さな町や村は大きな転換期にきています。日本に次いで高齢化を迎えるイタリアは、人口減少・流出により、約五千もの廃墟化した町や村があるとされ、そのうちの三千ほどの自治体が廃村の危機に瀕しています。そのような状況で危機感を感じ、何とか再生を試みる活動があちこちで誕生しています。
イタリアの農家も、高齢化、人手不足、農地荒廃などの問題を抱えています。そのような農家に、非常に小さな動きではあるのですが、アメリカや北ヨーロッパから農業を体験しにやってくる若者が少しずつ増加しています。英国で70年代に始まった農業体験の交流団体、ウーフ(WWOOF)というNGOを通してやってくる若者たちです。映画に出てくる彼らの姿を通して、現代社会の労働の在り方、住まいと住まい方、コミュニティ生活、農業や食材の流通事情を考えざるを得ません。都会から現代生活を捨ててやってくる若者達。そして、土地をうまくプロデュースして、交流の場をつくり事業を始める人達。地域を変えるには、ただ単にビジネスをはじめたり、建物を建てたりリノベーションするのではないことに気づかされます。共感できる人たちと一緒にコミュニティをつくり、ライフスタイルをつくりあげること。イタリアの地方再生のムーブメントを鑑賞しながら、日本を考えるきっかけになればと願っています。

映画概要
監督:ヴァレリオ・ニェシニ
時間:90分(日本語字幕)
撮影年:2014年

・アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭IDFA(アムステルダ ムDocs For Sale 2016年)にセレクト
・トリノ・環境映画フェスティバル(Festival Cinemambiente)にて上映

イタリア語で「移牧」を意味する「トランスマンツァ」に例えて、羊が映画のシンボルマークとなっている。フォークトリオ(ヴォーカル、ギター、ヴァイオリン)の若い3人がナヴィゲーターとなって、南イタリアから北イタリアまでを「移牧」しながら、イタリアの農村で農業体験をするストーリー。
それぞれの滞在地で出会ったのは、オーガニック農場を営む家族やコミュニティ、そこで一緒に生活する世界中からやってきた若者達だ。イタリアがこれから迎える縮小社会、土地や自然への回帰をテーマにして、イタリア各地の新しい動きを伝えるドキュメンタリー映画。
フォークのリズムに乗って、仲間と楽しみながら、理想のライフスタイルを目指す現代のイタリアの若者たち。その発端となっているのは、都会での労働の在り方、住まいと住み方、人との繋がり方、毎日食べる食材に対する疑問からである。日本だけでなく、イタリアをはじめとする世界中の先進国は、共通して大きな転換期にきているようだ。ぜひ日本の多くの人たちに見てもらいたい。

◎関連書籍◎
『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』馬場正尊ほか編著 / 地方都市の衰退をクリエイティブに再生する / http://bit.ly/2wnHbjT

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