【受付終了】比較住宅都市研究会 | 川越の伝統的建築物保存とまちづくり(2018/07/20)

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

日時:2018年7月20日(金)
時間:18時30分~20時30分
講師:荒牧澄多 氏(NPO法人川越蔵の会、NPO法人全国町並み保存連盟常任理事)
会費:1000円、学生500円※会場費、飲み物などの費用として利用します)学生500円
詳細・申込
http://bit.ly/2jmdUMV

 川越は蔵造りの町並みを活かした観光で成功したまちとして知られている。しかし、これは望んでいたことであろうか? 1970年代、蔵造りの町並みを擁する一番街商店街では、デパートや銀行の移転に伴い、寂れ行く一方であった。しかし、その町並みの歴史的価値については、専門家を中心に広く認識されていた。保存か商売か。
その中から、歴史的資産を活かした商店街再生へと歩み出していく。その結果、重要伝統的建造物群保存地区に選定され文化財として守られるとともに、多くの観光客を集めるようになった。今回は、この町の軌跡と課題を考えてみたい。

〔講師のプロフィール〕
 1956年川越市生まれ。1979年東京都立大学卒業、81年同大大学院修士課程修了。同年川越市役所入庁。営繕部門、駅前再開発、文化財保護部門、都市景観部門等を経て、2017年川越市立博物館を最後に退職。在職中は、公共建築の設計・監理のほか、蔵造り商家の調査、伝統的建造物群保存地区、景観計画、歴史的風致維持向上計画等に携わる。博物館では、蔵造りの町並み模型の設計のほか、第44回企画展「蔵・倉・くらー蔵造りと川越の町並みを知ろうー」を担当。NPO法人川越蔵の会、NPO法人全国町並み保存連盟等の会員。

◎関連書籍◎
#保存 #活用『エコロジーと歴史にもとづく地域デザイン』陣内秀信 監修/法政大学大学院エコ地域デザイン研究所 編 環境の時代の都市再生を切り開く理念と手法 http://bit.ly/2m7TqZS