【受付終了】東北地方の空き家問題と対応|比較住宅都市研究会(2019/09/27|東京)
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
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趣旨
豪雪地帯では積雪による空き家の倒壊の危険性が高いため、空き家に対する具体的な対応が急務である。そのため、空き家対策特別措置法の施行よりも早い平成24年の豪雪地帯対策特別措置法の改正では、空き家に係る除排雪等の管理の確保が配慮規定とされるなど、空き家問題に早くから取り組んできた。豪雪地帯で人口減少が著しい地方都市のケーススタディとして東北4県(青森・秋田・岩手・山形)を対象に行った空き家の管理・利活用の実態調査の結果を報告し、地域主体の協力・取り組みの可能性など、今後の空き家対応のあり方について議論したい。
講師
尹 莊植(Jangshik Yoon)氏(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 助教)
韓国水原市生れ。2006年横浜国立大学建設学科卒業、2008年同大学大学院博士課程前期修了後、韓国建築設計事務所で3年間勤務。その後、横浜国立大学大学院都市イノベーション学府博士課程後期でまちづくり条例を含む地区レベルの都市計画について研究し、2016年に博士学位(工学)を取得。2017年から秋田県立大学建築学科で特任助教として勤務後、2019年より現職。2017年日本都市計画学会論文奨励賞受賞。