【受付終了】国際文化会館と3人の建築家たち(2019/10/03|東京)

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

趣旨

国際文化会館は、日本建築界の巨匠、前川國男、坂倉準三、吉村順三の共同設計により生み出されました。7代目小川治兵衛の手になる近代庭園の傑作と調和した日本の近代建築の重要な作品として、ル・コルビュジエら数々の建築家や建築関係者が来訪する国際文化会館は、竣工後60年を超える今も、1955年当初の建物を保持しています。

本イベントでは、モダニズム建築の領域で数多くの著作をもち、さまざまな建築展の企画に携わる松隈洋氏による特別講義とガイドツアーを通して、国際文化会館の建築について学びます。

日時

2019年10月3日(木)14:00-17:00

場所

国際文化会館(港区六本木5-11-16)

都営大江戸線 麻布十番駅 7番出口より徒歩5分 (上り急勾配あり)
東京メトロ南北線 麻布十番駅 4番出口より徒歩8分 (上り急勾配あり)
東京メトロ日比谷線 六本木駅 3番出口より徒歩10分

対象

どなたでもご参加いただけます。定員30名(応募多数の場合は抽選)

参加費

無料

申込み

9月17日(火)までに、応募フォームよりお申込ください。
講義、見学会は日本語で行われますが、見学会には英語での言語サポートを提供予定です。ご希望の方は、お申込時にその旨をご記入ください。

登壇者

松隈 洋(京都工芸繊維大学 教授)

1957年兵庫県生まれ。1980年京都大学工学部建築学科卒業、前川國男建築設計事務所入所。2000年4月京都工芸繊維大学助教授。2008年10月同教授、現在に至る。工学博士(東京大学)。専門は近代建築史、建築設計論。主な著書に、『建築の前夜 前川國男論』、『ル・コルビュジエから遠く離れて』、『モダニズム建築紀行』、『ルイス・カーン』、『近代建築を記憶する』、『坂倉準三とはだれか』、『残すべき建築』、『前川國男 現代との対話』(編著)、『建築家・前川國男の仕事』(共編著)、『建築家大髙正人の仕事』(共著)など。「生誕100年・前川國男建築展」(2005年)事務局長、「文化遺産としてのモダニズム建築―DOCOMOMO20選」展(2000年)と「同100選」展(2005年)のキュレーションの他に、A・レーモンド、坂倉準三、C・ぺリアン、白井晟一、丹下健三、村野藤吾、谷口吉郎・谷口吉生、吉村順三、大髙正人、増田友也、山本忠司、浦辺鎮太郎など、多くの建築展の企画に携わる。DOCOMOMO Japan代表(2013年5月~2018年9月)。文化庁国立近現代建築資料館運営委員(2013年4月~)。同志社大学、京都造形芸術大学非常勤講師。2019年著書の『建築の前夜 前川國男論』により日本建築学会賞(論文)受賞。

プログラム

14:00 講義「国際文化会館と3人の建築家たち:坂倉準三、前川國男、吉村順三による共同設計の妙」
15:00 休憩
15:10 特別見学ツアー
17:00 解散予定

※ プログラムは予告なく変更される場合があります。 あらかじめご了承ください。

問合せ

慶應義塾大学アート・センター(担当:本間・篠)
Tel. 03-5427-1621 Fax. 03-5427-1620
cunary@art-c.keio.ac.jp

主催

慶應義塾大学アート・センター

共催

港区(令和元年度港区文化プログラム連携事業)

詳細

http://bit.ly/2LDQ7WF