都市計画の視点から考えるオーバーツーリズム~地域の持続可能性と観光戦略~
主催 | (公社)日本都市計画学会関西支部企画委員会 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2025/02/27 (木) 19:00 – 20:30
- 会場:オンライン
- 参加費:
- 都市計画学会会員・賛助会員・学生:無料
- 都市計画学会非会員:1000円
- 詳細・申込:https://cpijkansaikikaku20250227.peatix.com/
内容
コロナ禍が収束し、円安も相まって、インバウンドを中心とした観光需要の急拡大により、様々な観光地で「オーバーツーリズム」が問題となっています。
オーバーツーリズムの中でも、交通混雑や観光客のマナーの悪さについてはわかりやすい問題として取り上げられ、対策が講じられていますが、果たしてそれだけで充分でしょうか。観光需要の拡大は、都市や地域の本来の魅力、コミュニティの形を変容させつつあり、応急措置的な対策でなく計画的な対応が求められています。
オーバーツーリズムの問題の本質とは何なのでしょうか? 京都や海外の事例を参照しつつ地域の持続可能性を大切にした観光のあり方について考える講演会を開催します。
■講師
阿部大輔(あべ だいすけ)氏
龍谷大学政策学部教授。博士(工学)。1975年ホノルル生まれ。早稲田大学理工学部土木工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程・博士課程修了。カタルーニャ工科大学バルセロナ建築高等院博士課程DEA取得。政策研究大学院大学、東京大学都市持続再生研究センターを経て、現職。バルセロナ自治大学客員研究員(2018~19年)。著書に『バルセロナ旧市街の再生戦略』(2009年、学芸出版社)、共著に『コロナで都市は変わるか:欧米からの報告』、編著に『ポストオーバーツーリズム 界隈を再生する観光戦略』(2020年、学芸出版社)