【受付終了】龍ケ崎市・利根町の子育てカフェ活動紹介

主催 比較住宅都市研究会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2024年8月25日(日)13時30分~15時30分
  • 会場:東京都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室 渋谷区宇田川町12-3
  • 参加費:現地参加・・・無料、ネット参加・・・600円
  • 詳細・申込:http://home.g08.itscom.net/ebizuka/

内容

ママとこカフェ:産後1年未満の女性の死因第一位は自殺です。その原因は産後うつと言われており(コロナ禍で倍増)、その背景の一つとして考えられるが核家族化です。出産後、周囲に頼れる人がいない子育て世代が増えており、食事は常に子ども優先、自分の食事は二の次。きっとこういう思いをしているママは自分だけじゃないはず…との思いが強くなり「子連れカフェ」を立ち上げるに至りました。開店当初は「高齢化の進む利根町で子連れカフェなんてやっても子供がいないんだからお客さん来ないよ」と言われましたが、ママとこcafeの開店は予想以上の反響があり、今では町内だけでなく県外や車で1時間近くかけて来店してくださるリピーターさんもできました。そしてお客様が口々に「こういうカフェが欲しかった」と喜んでくださり、この店のコンセプトに間違いはなかったと確信しています。そして、もう一つ予想外だったことがあります。それは、高齢者たちからも、ママとこcafeがとても支持されたということです。利根町には独居老人が多く、子育てママ同様に高齢者も孤独を感じている方が多くいます。高齢化の進むこの地域では、小さな子どもたちの姿を見ることはほとんどありませんが、この店に来れば子どもたちと触れ合え、ママたちから子育ての相談を受けたりと、自然に世代を超えた交流が生まれています。それが、高齢者の方たちにとっては孤独感の解消や楽しみの一つとなっているようです。OPENから1年経過した、「ママとこcafe」のありのままをお話します。
子育てカフェほっぺ:友人との新年会で「将来、子どもを連れていけるカフェを開きたい」と夢を話たところ、友人から「開いてくれるなら今県外に住んでいるが、こっちに帰ってくる」や「手伝いたい」、「早く開いて」と言われ、開業を決意。準備を進めている中、開店した黒澤さんに色々教えて頂きながら2024年5月に龍ケ崎市松ケ丘の1戸建の住宅に子育てカフェほっぺを開店しました。お店は、1人目の子育て中に助けてくれたお年寄りの「手伝ってあげたいけど、抱っこ代わってあげると言ったら今時不審者になってしまうわよね」という言葉をきっかけに、「子どもを地域のおじいちゃんおばあちゃんに見ててもらいながら、ママがゆっくりご飯できる」をコンセプトにしています。地域のおじいちゃんおばあちゃんボランティア用LINEグループを作り、予約が入ると来てもらえるようにお願いできるシステムになっています。また、育児中、家以外に居場所がなく辛かった経験から、「毎日行けるカフェ」もコンセプトにしており、そのために気まぐれ軽食ランチを400円から提供し、ほとんど毎日様々なイベントを開催しています。今年5月に開店したばかりですが、これまでの経過と今後の私の夢についてお話しします。

講師のプロフィール

黒澤七緒氏(利根町ニュータウン ママとこカフェ)
1991年千葉県柏市生まれ。結婚し、龍ケ崎市に在住。救急・小児科の看護師として勤務経験あり。現在は3歳の長男と1歳の長女の育児に奮闘中!

吉澤美緒氏(龍ヶ崎市松ヶ丘 子育てカフェほっぺ)
1996年生まれ。小学校や県立高校の非常勤講師として勤務経験あり。現在は2歳の長男と昨年11月に生まれた長女の育児中。最高年齢90歳の合唱団のピアニスト、ピアノ教室とお筝教室、着付け教室など細々と継続中。

龍ヶ崎市市民まちづくり講座との共催です。