【受付終了】住宅再建の「いま、ここ」から再考する—復興をめぐる個人と地域の選択と変容—(2019/05/19|東京)

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

[概要]
◎開催日時:2019/05/19 14:30~17:30
◎会場: 法政大学市谷田町校舎(東京都新宿区市谷田町2-33)
◎詳細・申込:
http://bit.ly/2Dso8WH

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人間・環境学会 第117回研究会(企画:建築社会研究委員会)
住宅再建の「いま、ここ」から再考する—復興をめぐる個人と地域の選択と変容—

日時

2019年5月19日(日)14:30〜17:30(受付14:00〜)

会場

法政大学市谷田町校舎

資料代

会員・学生 1,000円、一般 2,000円

詳細・申込み

人間・環境学会 HP(https://mera-web.jp)
※申込締切は2019年5月13日(月)

※ポスターはこちら↓
http://bit.ly/2W8OYKI

趣旨

本研究会は、東日本大震災から8年が経過した住宅再建の現状把握を通して、住まいの復興のこれまでとこれからを再考するものである。東日本大震災では、津波による甚大な土地被害に対応すべく、各地で高台への集団移転が実施された。その中でも、いくつかの地域では、住民による自主的な集団移転の取り組みがなされ大きな注目を浴びた。これらの取り組みは、国や自治体が復興事業の枠組みの中で集団移転を進めていく中、地域の課題解決を被災者自らが主体的に担った取り組みと位置づけられる。
本研究会では、上記のような住民主導による集団移転の取り組みがなされた2つの具体的なフィールドを取り上げる。2つの地域は、被災間もない時期に住民自らが協議会を設立し、迅速な合意形成のもと移転を進めていったという点では共通しているものの、それぞれの地理的条件や被災前の産業や文化、地縁のあり方は大きく異なっている。
2つの地域性の違いが集団移転の合意形成にどのような差異をもたらしているのか、また、それによって移転後の地域環境や住まいへの意識はどのように変化しているのだろうか。そこには、個人や共同体がその時々の状況に応じて判断してきた選択があり、その結実としての領域の変容が見て取れる。討論では、建築史や社会学を専門とする指定討論者を招き、学際的な議論を行う。個人と地域の自立的な復興が目指される住宅再建の「いま、ここ」を把握することで、今日の“災間”社会における住まいのあり方を問い直す契機としたい。

プログラム

【14:30〜16:00】

主旨説明:森傑(北海道大学)
話題提供:気仙沼市舞根地区 矢ケ崎太洋(首都大学東京)
気仙沼市小泉地区 坪内健(北海道大学)

【16:00〜17:30】

討論:話題提供者 矢ケ崎太洋(前掲)、坪内健(前掲)
モデレーター 岩佐明彦(法政大学)
指定討論者 岡村健太郎(近畿大学)、西野淑美(東洋大学)
質疑応答
[記録 :畠山雄豪(東北工業大学)]
※終了後、懇親会を予定しています

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