【受付終了】モビリティでよみがえる地方都市空間 | 第39回EST創発セミナー(2019/02/26|兵庫)

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

[概要]
◎開催日時:2019/02/26 13:30~16:50
◎会場: 姫路キャスパホール 7階 兵庫県姫路市西駅前町88番地
◎詳細・申込:
http://bit.ly/2KZnbHQ

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第9回EST交通環境大賞において、姫路市による「公共交通を中心とした姫路市総合交通計画の取り組み」は優秀賞を受賞しました。
姫路市では、公共交通利用者数を増加させ、渋滞緩和やCO2排出量削減などの効果を引き出すことを目指し、鉄道の沿線自治体、交通事業者、民間事業者等と連携して交通環境対策に取り組み、環境改善量を正確に把握し、効果を確認できています。また、多くの人が訪れる姫路城と駅との関係を再構築した姫路駅北駅前広場整備やトランジットモール化の実現により、人と公共交通が主の中心市街地が実現できています。道路構造として通過交通を排除する工夫がされているなど、エリア全体、都市空間全体での駅前空間の位置づけを考えていることが特徴的です。
これらの一体的な取り組みが国内でより普及・定着するためには、トランジットモール等のパブリックスペースを活かしたまちなかの賑わい創出、さらに広い視点から徒歩・自転車・公共交通等のモビリティを考慮した都市空間や交通まちづくりを目指すことが重要です。本セミナーでは、講演やパネルディスカッションを通じて国内外の事例や課題を紹介するとともに、姫路市での今後の展開や、他地域でも同様の取り組みを行う上での課題や方策について議論します。

プログラム
1. 開会挨拶
2. 基調講演(谷口 守 筑波大学 システム情報系 教授)
「日本の地方都市は死んだのか?(仮)」
3. 特別講演(ヴァンソン藤井 由実 ビジネスコンサルタント(日仏異文化経営マネジメント))
「フランスの事例・公共空間とモビリティの再編成(仮)」
4. 事例発表(岡田 俊文 姫路市 都市拠点整備本部 姫路駅周辺整備室長)
「姫路駅北駅前広場整備と駅前トランジットモール化の実現(仮)」
5. パネルディスカッション「モビリティでよみがえる地方都市空間(仮)」
パネリスト:
ヴァンソン藤井由実 ビジネスコンサルタント(日仏異文化経営マネジメント)
岡田俊文  姫路市 都市拠点整備本部 姫路駅周辺整備室長
酒井一哉  神姫バス株式会社 事業戦略部 事業戦略課長
米谷啓和  一般社団法人ひとネットワークひめじ 理事
三重野真代 国土交通省 総合政策局 環境政策課 課長補佐
コーディネーター:
谷口守  筑波大学 システム情報系 教授
6. 閉会
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●関連書籍●
『フランスの地方都市にはなぜシャッター通りがないのか』
ヴァンソン藤井由実・宇都宮浄人 著
駐車場と化した広場が歩行者であふれるまで
http://bit.ly/2IIOvrT

『ストラスブールのまちづくり トラムとにぎわいの地方都市』
ヴァンソン藤井由実 著
「都市交通政策のパイオニア」の素顔に迫る
http://bit.ly/2opeWdD

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