【受付終了】天草市の自治体経営を機能させるシステムの総合化 | 比較住宅都市研究会(2018/12/07|東京)
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
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[概要]
◎開催日時:2018/12/07 18:30~20:30
◎会場: 首都大学東京同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階1001号室 渋谷区宇田川町12-3
◎詳細・申込:
http://bit.ly/2PHrU6C
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■比較住宅都市研究会
「天草市の自治体経営を機能させるシステムの総合化」
日程:2018年12月7日(金)
時間:18:30~20:30
場所:首都大学東京同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階1001号室
(渋谷区宇田川町12-3)
講師:長瀬光市氏(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授)
会費:1000円(会場費、資料、飲み物、研究会後の懇親会などの費用として利用します)
詳細・申込
http://bit.ly/2PHrU6C
※参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありますので、前日までにあらかじめEメールで、氏名、所属をご連絡下さい。ご連絡がなく出席の場合は、原則として資料をお渡しできません。申し込み後に欠席等する場合も、お手数ですがメールでご連絡下さい。
天草市は2市8町が合併して2006年に誕生した。合併時に肥大化した行政システムと経済成長時代の体質から抜けきれず、全国一律の政策を実行してさえいれば、地域の問題は解決し、自治体運営がでると考えていた。その後「失われた20年」の中で、従来は効果・効率的だと考えられてきた自治体運営の方法では、全くうまくいかないことが明らかになった。生産年齢人口の減少や景気低迷による税収の減少、地域の疲弊、世帯構成や社会構造の変化による社会保障費の増加、社会インフラ劣化への再投資の必要性などから財政は慢性的に逼迫する一方、多様化・複雑化する住民ニーズにも対応するという、矛盾する課題に直面していた。このような状況に若手職員らが、地域と自治体の自立に危機意識を持っていた。総合計画の改訂時期をチャンスと捉え、この際、現状を整理し、総合計画を中心に全てのシステム(行政システムと計画群)を同期させて機能するように再構築(=トータル・システム化)するため、改革を2013年から進めてきた。職員参加による、システム統合化(トータル・システム化)の成果が見え始めてきたので、政策アドバイザーとして係わった、実践的取り組みの内容を中心に紹介する。
【講師のプロフィール】
1951年福島県生まれ。法政大学工学部建築学科卒業、藤沢市経営企画部長などを経て現職。神奈川大学法学部非常勤講師、天草市・鈴鹿市・市原市・金ヶ崎町などの政策アドバイザー、金ヶ崎町行革委員会委員長、相模原市街づくりアドバイザーなどを兼務。専門分野は自治体経営、地域づくりなど。一級建築士。主な著書に「縮小社会再構築」(公人の友社、監修・著)、「地域創生への挑戦」(公人の友社、監修・著)、「ひとを呼び込むまちづくり」(ぎょうせい、共著)、「湘南C-X物語」(有隣堂、共著)他。受賞:2018年9月 地域活性化学会設立10周年記念「学会賞受賞」(共同研究)
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●関連書籍●
『自治体文化政策 まち創生の現場から』
平竹耕三 著
地域資源を最大限に活用するための手法
http://bit.ly/2vyrymX