【受付終了】時間がよびさます建築(2018/09/26)

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

[概要]
◎開催日時:2018/09/26 18:00~ 20:00
◎会場: 新建築社北大路ハウス
◎詳細・申込:
http://bit.ly/2PRdso3

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今回のシンポジウムは、今年度村野藤吾賞を獲得した平田晃久さんと、昨年、青森の八戸美術館と一昨年京都市美術館のプロポーザルコンペで最優秀賞に輝いた西澤徹夫さんをお招きいたします。
二人は、現代の日本を代表とする建築家、伊東豊雄と青木淳さんの愛弟子で、二人の親分に絶大なる信頼を得ています。まさに次世代を担うにふさわしい建築家といえます。
平田さんは、建築に生態的な思想を持ち込み、今までの建築とは違った日々成長し続ける建築を次々につくり出しています。
対して、西澤さんは京都市美術館ではアーカイブ的な建築を手がけていますが、八戸美術館では美術館を「ラーニングセンター」と名づけ、建築にまつわるすべての要素をひとつの実態に落とし込み、地域の文化を掬い上げ、育て、根付かせていくという視点で地域を総合的に捉えていくという方法をとっています。

そこで、今回のシンポジウムは歴史化の清水重敦さんをナビゲーターにお招きして、二人の建築家の作る建築が日々動いている都市に対してどのように地域を読み取り、新しい建物を建てようとしてきたのかの実態に迫ります。

2018,8月吉日
ミサワホーム株式会社
Aプロジェクト室
室長 大島 滋

日時:2018年9月26日(水)18:00~20:00
ゲスト:平田晃久×西澤徹夫×清水重敦
会場:新建築社北大路ハウス
参加費:無料

登壇者紹介

平田晃久
建築家,京都大学教授。1971年大阪府に生まれる。1997年京都大学大学院工学研究科修了。伊東豊雄建築設計事務所勤務の後、2005年平田晃久建築設計事務所を設立。現在、京都大学教授。主な作品に「桝屋本店」(2006)、「sarugaku」(2008)、「Bloomberg Pavilion」(2011)、「太田市美術館・図書館」「Tree-ness House」(2017)等。第19回JIA新人賞(2008)、第13回ベネチアビエンナーレ国際建築展金獅子賞(2012、伊東豊雄・畠山直哉・他2名との共働受賞)、村野藤吾賞(2018)等受賞多数。著書に『Discovering New』(TOTO出版)等。

西澤徹夫
1974年京都生まれ。建築家。西澤徹夫建築事務所主宰。2000年~2005年 青木淳建築計画事務所、《東京国立近代美術館所蔵品ギャラリーリニューアル》(2012)、「映画をめぐる美術──マルセル・ブロータースから始める」展会場構成(2014)、「Re: play 1972/2015―「映像表現 ’72」展、再演」会場構成、《907号室の場合》(2015)、《西宮の場合》(2016)住宅、「京都市美術館再整備事業基本設計・実施設計監修」(2015年~共同設計=青木淳建築計画事務所)、「八戸市新美術館基本設計・実施設計」(2017年ー共同設計=浅子佳英、森純平)ほか。

清水重敦
京都工芸繊維大学教授。都市・建築遺産学。1971年東京葛飾生まれ。1993年東京大学工学部建築学科卒、1999年同大学院博士課程単位取得退学。博士(工学)。奈良文化財研究所景観研究室長を経て、2017年より現職。建築単体から都市・文化的景観まで、そして古代から近代までの土地に根付いた文化遺産を横断的にとらえ、その価値付けと保存継承を架橋する調査研究を実践的に行う。主要著書に『建築保存概念の生成史』(中央公論美術出版、日本建築学会賞、建築史学会賞、日本イコモス奨励賞)、『辰野金吾』(共著、ミネルヴァ書房、日本建築学会著作賞)など。

お問合せ先ミサワホーム Aプロジェクト室
電話 03-3349- 8073
受付時間 10:00~18:00
定休日 土・日・祝

◎関連書籍◎
『これからの建築士 職能を拡げる17の取り組み』
倉方俊輔 ほか編著
新たな領域と関係性をつくり出す建築士たち
http://bit.ly/2GF9Npy

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