『ディテールから考える構造デザイン』(金箱温春 著 )が「鉄構技術」で紹介されました
『ディテールから考える構造デザイン』(金箱温春 著 )が「鉄構技術」(2021.8)で紹介されました。
評者は東京理科大学教授の坂牛卓さんです。
本書では、意匠設計者の要望、それへの対応という順を追った説明により、単なる構造原理が解説されるだけではなく、意匠、構造のキャッチボールを通して、構造的解に到達する過程が示される
本書の内容
住宅から公共建築まで、多くの著名建築家と協働する構造家の設計手法に初めて迫る。代表作41作品を建築的課題とそれに応える計画プロセスに沿い、多数の写真・詳細図・スケッチで詳解。必ずしも特殊な架構技術に頼らず、一般的な技術でバランス良く解かれた接合部のデザインが構造計画全体、ひいては建築の質をも決めている