『ぼくらがクラウドファンディングを使う理由』編著者・佐々木周作さんがthe japan timesの記事「日本人の寄付と新型コロナ感染症」に寄稿

ぼくらがクラウドファンディングを使う理由』編著者・佐々木周作さんが、the japan timesの特集記事「日本人の寄付と新型コロナ感染症(原題:)」にコメントを寄せられています(以下、英文を翻訳)。

行動経済学の専門家である佐々木周作氏(東北学院大学准教授)によると、日本人がほかの先進国と比べて寄付に積極的でない理由の一つは、寄付へのモチベーションに髙いハードルがあること。これは、純粋に利他的である、ということである。

(中略)

「一般的に、人々が寄付するとき、その行動は他人をも促します」と佐々木氏は言う。「有名人が慈善活動に貢献したり、道徳的な立場をとることで、非常にポジティブな波及効果をもたらします」。寄付の方法や場所がわからない人々にとって、他人の寄付の情報はとても役に立つ。日本人の多くは、事前寄付の初心者なのである。

「寄付の文化が根付くには、3つの変化が必要です。1つ目は、慈善寄付をオープンにすること。2つ目は、社会が公的な寄付をサポートすること。そして3つ目は、社会的影響などの外部要因を社会が受け入れることです。」

佐々木氏は、「慈善寄付の文化を促進する方法を学びたいのであれば、寄付の動機の背後にあるものについて、社会自体がオープンマインドをもつ必要があります」と話している。

YOSHIKIさん、坂上忍さんのコメントも一緒に、ぜひご覧ください。

詳細はこちら

Follow the leader: How COVID-19 could unlock Japan’s giving potential

記事をシェアする

公開日:2020/05/11
学芸出版社では正社員を募集しています
学芸出版社 正社員募集のお知らせ