【開発担当者に聞く】教科書シリーズコンセプト vol.4「基礎講座」シリーズ

基礎講座」シリーズ(2020~) 開発担当:編集部K

ラインナップ:建築設備建築環境工学/建築一般構造(刊行予定)

「基礎講座」シリーズの一番の特徴はなんでしょうか?

まずは、その名の通りしっかりと「基礎」を固められることです。主に二級建築士試験のキーワードを網羅し、分かりやすく読みやすい文章と図版によってまとめています。また、各章末に練習問題を設けており、建築士試験を目標にする学生さんに最適な教科書です。

特に、豊富な図版や写真には高評価をいただいています。2色刷りを効果的に使って、分かりやすさを追求した図版とすることを考えました。

また、現在発行中の「基礎講座 建築設備」「基礎講座 建築環境」では、ご採用いただいた先生に、特典として教科書に掲載されている図版の画像データを提供しています(要申込、本書のオリジナル図版に限ります)。オンライン授業の広がりもあり、重宝いただいています。

「基礎講座」シリーズが生まれたきっかけを教えてください。

さまざまな大学や専門学校の先生方にお話を聞くと、「建築士試験を目指す学生に使いやすいものがほしい」とおっしゃる先生が多くいらっしゃいました。そこで、特に二級建築士試験に出てくる用語を漏れなく押さえた、バランスの良い教科書を目指すことになりました。

また、第一弾・第二弾の設備・環境分野は、学生にとってとっつきにくい分野だという声も聞きました。そこで、はじめてその分野に触れる学生の目線を常に意識し、なるべく具体例や、興味を引くコラムを盛り込むなどの工夫をしています。他の書籍に比べてよりわかりやすい文章や図版となるよう、推敲を重ねました。

シリーズ(または各教科書の)制作にあたり、苦労した点はありますか?

私自身も建築の専門的な内容をひとつひとつ理解しながら読んでいったのですが、文章や図版が本当に分かりやすいものになっているか、どのように説明してもらえればすっきりするのか・・・頭を悩ませました。その分、わかりづらいところを丁寧に見直していけたのではないかと思います。

最後にひとこと

まだスタートしたばかりのシリーズですが、今後、ラインナップが増えていく予定です。ぜひご期待ください!

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学芸出版社の教科書

◎著作権者のご許諾をいただいた書籍については、ご採用の先生にオンライン授業で使える図版データをご提供しております。
◎また、一部の書籍では電子版も販売しておりますので、あわせてご検討ください。