【受付終了】令和二年度収蔵品展「ミュージアム 始原からの軌跡 1940年代-1980年代」

主催 文化庁
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を講じつつ、令和2年度収蔵品展「ミュージアム1940年代-1980年代:始原からの軌跡」を開催します。
ミュージアムは、ルネサンス期に、王侯貴族が蒐集した古代の彫像などを、庭園や歩廊(ギャラリー)に陳列し、それを歩きながら鑑賞して楽しんだところから、本格的に始まったと考えられています。その当初からミュージアムは、開放されて、公衆の芸術的感性を育む場として活用される傾向がありました。長くて、広さと高さもあり、おだやかに自然光が射す空間と、移動しながらの作品鑑賞。作品の保護を大前提としつつ、理想の距離・光・開放感・動線などが追求されてきたミュージアムが、今回のテーマです。
当館がすでに収蔵し、また収蔵の運びとなった図面・スケッチなどを用いての、日本人建築家の設計によって1940年代-1980年代に国内外で実現したミュージアムに関する展覧会となります。始原に立ち返って、その本来の在り方を考える機会とするために、当展では、博物館・美術館・工芸館・歴史民俗資料館などを含み、広く展示空間を捉える概念として「ミュージアム」を用いています。 展示された図面やスケッチは、ミュージアムごとの、アイデアの具体化すなわち「始原からの軌跡」を視覚化するものでもあります。そこからは、理想のミュージアムの実現に向けて奮闘する建築家、建築構造家たちの熱い思いが伝わってきます。
この機会に、ぜひ当展に、また近隣のミュージアムに、足をお運びください。

概要

  • 会期:2020.10.1[木]-2020.11.15[日] ※会期中無休
  • 開館時間:10:00~16:30
  • 会場:国立近現代建築資料館(湯島地方合同庁舎内)

入館料

月曜日から金曜日

合同庁舎正門から 無料
旧岩崎邸庭園から 400円(同園入園料)

土日および祝日

旧岩崎邸庭園から 400円(同園入園料)
※土日及び祝日は、旧岩崎邸庭園からの入館のみとなり、合同庁舎正門は開いておりません。

詳細はこちら

  • 主催:文化庁
  • 企画:文化庁国立近現代建築資料館
  • 協力:公益財団法人東京都公園協会

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