【受付終了】問いのデザイン力を鍛える:ファシリテーターの思考法

主催 株式会社ミミクリデザイン
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

良いアイデアが浮かばないとき。話し合いが盛り上がらないとき。チームメンバーと「わかりあえない」と感じるとき。仲間のポテンシャルを引き出せないとき。組織の一体感が薄れているとき。問題がなかなか解決されないとき。

ーこれらの原因はチームメンバーやマネージャーの能力不足ではなく、多くの場合、チームが向き合っている「問い」がうまくデザインされていない場合が大半です。問題の本質を捉え、課題解決のプロセスを導く力。これが、「問いをデザインする力」です。

問いのデザイン力とは、ファシリテーターが即興に投げかける「質問」や「問いかけ」のスキルだけにとどまりません。なぜならば、企業・地域・学校における複雑な問題状況の本質を見抜き、全員にとって「本当に解くべき課題」を正しく定義できなければ、その後、どんなにワークショップデザインやファシリテーションの工夫を重ねても、根本的に解決の方向性がずれてしまい、関係者に「創造的な対話」は生まれないからです。

このような課題意識のもと、企業の商品開発・組織変革・人材育成・学校教育・地域活性化などにおける複雑な課題解決の現場において、課題を正しくデザインし、関係者を巻き込み課題解決のプロセスをデザインするための思考法・スキルについて体系的にまとめた書籍『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』を6月4日に出版いたしました。

本セミナーでは、問いをデザインするための技術と感性を磨くためのいくつかのポイントについて著者の安斎勇樹が自ら解説し、日常に気軽に取り入れられるトレーニング方法を解説します。身の回りの問題を鮮やかに解決し、よりよいアイデアを導くためのファシリテーターとしての筋力を鍛えられる時間になるはずです。書籍『問いのデザイン』とはまた違った角度から解説をしますので、書籍を読まれていない方も、すでに書籍をお読みになった方も、楽しく学んでいただける内容を予定しております。どうぞお気軽にご参加ください。
※チャット等での質疑応答・インタラクションは予定しておりますが、視聴のみの参加も可能です。他の受講者に声や顔や見えることはありません。
※事前に前提解説のための動画をお送りします。お申し込みが完了し次第お送りいたしますのでお早めのお申し込みをお勧めいたします。
※7月18日に開催された公開セミナー「問いのデザイン力を鍛える:ファシリテーターの思考法」と内容が重複します。

概要

  • 日時:2020年9月5日(土)10:00 – 11:30
  • 場所:オンライン
    お申し込みいただいた方に個別でURLをお知らせします。
  • 参加費:一般3,000円、WDA会員無料
    ※領収書はPeatixから発行可能です
    ※有料オンラインコミュニティ「WORKSHOP DESIGN ACADEMIA(WDA)」のメンバーは3,000円割引きさせて頂きます。
    ※今、WDAにご入会いただくと、本イベントも無料でご参加いただけます。

こういう方におすすめ

  • 周囲の仲間や家族の力を活かし、課題解決をできるようになりたい方
  • 自分やチームのよりよいアイデアを生み出す力を高めたい方
  • スタートアップで事業や組織づくりを推進しているミドルマネージャーの方、ミドルマネージャーを志している方
  • 大企業で事業推進に携わっていらっしゃる方
  • 企業の経営企画に携わり、日々組織づくりに尽力されている方
  • ファシリテーションを組織、地域、学校の課題解決に活用したいと考えていらっしゃる方

講師

安斎 勇樹(株式会社ミミクリデザイン CEO / Founder)

株式会社DONGURI CCO。東京大学大学院情報学環特任助教。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。商品開発、人材育成、地域活性化などの産学連携プロジェクトに多数取り組みながら、多様なメンバーのコラボレーションを促進し、創造性を引き出すワークショップデザインとファシリテーションの方法論について研究している。主な著書に『ワークショップデザイン論-創ることで学ぶ』(共著・慶応義塾大学出版会)『協創の場のデザイン-ワークショップで企業と地域が変わる』(藝術学舎)がある。

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