『社会的処方』の著者・西智弘さんが安楽死と緩和ケアをテーマにした「だから、もう眠らせてほしい」をnoteで連載中
『社会的処方 孤立という病を地域のつながりで治す方法』の著者・西智弘さんが、ブログサービスnoteにて、安楽死と緩和ケアをテーマにした連載「だから、もう眠らせてほしい ~安楽死と緩和ケアを巡る、私たちの物語」を執筆中です。
世界から安楽死を無くすために。死にたくなくなる社会をつくるために。西さんが本書でまとめた「社会的処方」の取り組みにつながるストーリーになっています。
ぜひご覧ください。
僕はある夏、安楽死を願った二人の若い患者と過ごし、そして別れた。
ひとりはスイスに行く手続きを進めながら、それが叶わないなら緩和ケア病棟で薬を使って眠りたいと望んだ30代の女性。そしてもうひとりは、看護師になることを夢見て、子供たちとの関わりの中で静かに死に向かっていった20代の男性だった。――(中略)――
僕は二人が懸命に生きた記録を、僕らがそこで交わした言葉を、残しておきたい。そして4人から聞いた「世界から安楽死を無くす」ためのヒントをどうしてもみんなに伝えたい。そう思って筆をとった。
ある夏に、僕が出会った患者たちと、安楽死をめぐる物語。
今日から連載で投稿していきます。だから、もう眠らせてほしい ~安楽死と緩和ケアを巡る、私たちの物語|西智弘(Tomohiro Nishi) @tonishi0610 #note https://t.co/THEQRaSETI
— Dr.西智弘@リレーショナルアート「奢られる人奢る人」2/15 (@tonishi0610) January 28, 2020