【受付終了】比較住宅都市研究会|祖父母が住んだ同潤会木造住宅ー保存活動とコミュニティの再生(2019/07/26|東京)
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
---|
[概要]
◎開催日時:2019/07/26 18:30~20:30
◎会場: 首都大学東京/旧都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室 渋谷区宇田川町12-3
◎詳細・申込:
http://bit.ly/2jmdUMV
—–
テーマ:
祖父母が住んだ同潤会木造住宅ー保存活動とコミュニティの再生
講師:
能登路雅子氏(旧同潤会江古田分譲住宅佐々木邸保存会代表)
要旨:
都市部の近代的アパートメントハウスで知られる同潤会は、1928年から約10年間に一戸建て木造分譲住宅開発を東京・横浜周辺で行なった。東京初の「庭つきマイホーム」として1934年に建設された江古田分譲住宅30戸の一つである佐々木邸は、2010年に文化庁により国の登録有形文化財の認定を受け、昭和の郊外中流家庭の暮らしを物語る歴史空間として、創建当時の状態への復元が進められている。そこに見る茶の間を中心とする開放的な間取り、座敷や洋風応接間を使った豊かな接客文化、親密な近隣コミュニティなどが現代にもたらすヒントとは何か、保存活動における家族関係者・専門家・地域社会の役割など、一緒に考えてみたい。
講師のプロフィール:
青森県生れ。東京学芸大学附属高校。1972年東京大学教養学部教養学科卒。カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院博士課程をへて、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はアメリカ文化史・文化人類学。2013年に定年退職し、現在は東京大学名誉教授。1980年代初頭、東京ディズニーランド建設プロジェクトに参加。その実地体験と調査研究をもとに『ディズニーランドという聖地』(岩波書店、1990年)を出版。2005年から、母の実家である旧同潤会江古田分譲住宅佐々木邸の保存活用にたずさわる。