【受付終了】未来の協創型ものづくりのために— スピードフラットという考え方|第1回 AXIS Design Round-table(2019/05/24|東京)

※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

[概要]
◎開催日時:2019/05/24 19:00~21:30
◎会場: AXISギャラリー 東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル4F
◎詳細・申込:
http://bit.ly/2VZsdw3

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趣旨

「AXIS Design Round-table」は、デザインをテーマに分野やジェネレーションを超えて広く意見交換やディスカッションを行う場。スピーカーだけでなくオーディエンスの皆さんにも参加いただくことを目指しています。
第1回目のテーマは「未来のものづくり」。産業界、デザイン界、学術界、経済界から代表的なスピーカーの方々をお呼びし、デザインの考え方の一つである「スピードフラット(SPEED FLAT)」をベースに、意見交換、ディスカッションを行います。皆様のご参加をお待ちしております。

スピードフラットは、スピード(S)とフラット(F)の2つのキーワードを通じて未来のものづくりを考えるデザインプラットフォームのプロジェクトです。コンセプトを考える上で足がかりとなる、インスピレーションや社会性の高いテーマをプロジェクトに反映し、成果へ導きます。
2016年から始まった本プロジェクトは、藤原大氏を中心にこれまで参加団体において、様々なリサーチや提案がされ、AXISギャラリーで発表を行ってきました。今後は、産学協創によりその可能性と展開を探ります。

テーマ

「未来の協創型ものづくりのために — スピードフラットという考え方」

日時

2019年5月24日(金)19:00-21:30(開場18:40)(ラウンドテーブル終了後、交流会あり)

会場

AXISギャラリー (東京都港区六本木5-17-1-4F )

定員

100名

参加費

1,500円(*藤原大氏による基調プレゼン資料付き。交流会参加費含む。)

申込み

事前申し込み制 peatixからお申し込みください。
*ご注意)キャンセルの場合の払い戻しはできませんので、ご了承ください。

問合せ

forum@axisinc.co.jp

参加パネリスト

(五十音順)
岡田栄造(S&O DESIGNディレクター/京都工芸繊維大学 教授)
北川央樹(株式会社日立製作所 東京社会イノベーション協創センタ センタ長)
紺野 登(一般社団法人FCAJ代表理事/多摩大学大学院 教授)
矢野直子(株式会社 良品計画 生活雑貨部 企画デザイン担当部長)

ファシリテーター:藤原 大(DAI FUJIWARA DESIGN INC.)

SPEED FLATの考え方の一例

①インスピレーションをもとにしたケース
②移動を通じた生産、販売のケース。もしくは運搬に焦点した企画、製造、運搬の統合ケース
③主に平面上の素材を用いた完全自動生産ケース
④平面と立体のトランスポーテーションのケース
⑤調査、分析、考察、試作、コミュニケーションの各分野専門チームの統合ケース
⑥環境、資源、ゴミに関係するケース.
⑦スピードフラットに関係する歴史研究
⑧新領域のケース
など

【当日のプログラム(予定)】

18:40     開場
19:00 – 20:45 ディスカッション
20:45 – 21:30 交流会

*タイムテーブルは、変更になることもあります。ご了承ください。

【パネリストプロフィール】

岡田栄造(S&O DESIGNディレクター/京都工芸繊維大学 教授)

福岡県生まれ。千葉大学大学院 博士後期課程修了(学術博士)。現在は京都工芸繊維大学の教授、 KYOTO Design Lab ラボラトリー長を務めている。デザインディレクターとしてグッドデザイン賞(日本)、Red Doto賞(ドイツ)などの賞を受賞。編著書に「リアル・アノニマスデザイン: ネットワーク時代の建築・デザイン・メディア」「海外でデザインを仕事にする」(いずれも学芸出版社)などがある。

北川 央樹(株式会社日立製作所 研究開発グループ 東京社会イノベーション協創センタ センタ長)

1992年、株式会社日立製作所入社。デザイン研究所にて金融機関や情報通信機器、システムのUX設計に従事。2009年、情報・通信システム社にて人間中心設計と業務コンサル手法を組み合わせたシステム開発超上流開発手法エクスペリエンス指向アプローチ(Exアプローチ)を体系化、SI事業へデザイン思考の浸透を主導。その後、技術戦略室を経て、2016年、サービス&プラットフォームビジネスユニットにてLumada事業立上げに従事。2017年4月より現職に就任。デザイナーと研究者の融合組織で社会イノベーション創生を主導する。

紺野 登(一般社団法人FCAJ代表理事/多摩大学大学院 教授)

組織・社会の知識生態学(ナレッジ・エコロジー)の観点から、デザインの方法を基にした知識創造と「場」の創出と活用の方法論、イノベーション経営、そのための「目的工学」の研究と実践を行う。多摩大学大学院 教授、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)特別招聘教授。博士(学術)。一般社団法人FCAJ代表理事、Japan Innovation Network(JIN)代表理事。新パリクラブ理事。主著に『知力経営』(1995ベストグローバルビジネスブック賞)、『ビジネスのためのデザイン思考』など多数。

矢野直子(株式会社 良品計画 生活雑貨部 企画デザイン担当部長)

東京都生まれ。多摩美術大学卒業後、1993年、株式会社 良品計画入社。2003年、夫の赴任でスウェーデンへ。マルメで3年過ごす。その間、業務委託でヨーロッパ〈MUJI〉に従事。ミラノ・サローネの展示やヨーロッパMUJIの商品開発に携わる。2008年、株式会社三越伊勢丹研究所(旧伊勢丹研究所)入社。リビングのディレクションを担当。2013年、良品計画へ再び入社。現在生活雑貨部企画デザイン室長を務める。2014年より多摩美術大学 統合デザイン学科 非常勤講師。

藤原 大(DAIFUJIWARA DESIGN INC.代表取締役)

東京都生まれ。リージョナル、コーポレイト、アカデミックのエリアで活動する法人代表を務める。2016年から3年間、資生堂のオープンイノベーションプロジェクト「LINK OF LIFE」のディレクターを務め、年間約40件のプロジェクトをエンゲイジする。鎌倉で2016年より毎年夏に行われる6商店街合わせて200を超える店舗が参加する協創プロジェクト「みずたまてん」や、江ノ島電鉄株式会社の情報発信トレインでは車両デザインを行う。2019年11月から香港HKDI・HONG KONG DESIGN INSTITUTEにてデザイン展が