世界で見つけた暇な空間・集いの空間、そのつくり方|『ロッジア 世界の半屋外空間 暇も集いも愉しむ場』刊行記念トーク
主催 | 恵文社、企画:学芸出版社 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2025年4月3日(木)19:30 – 21:00(開場19:00)
- 会場:現地オンライン併催。現地…恵文社一乗寺店 コテージ
- 参加費:1500円(現地参加の場合は現金のみ)
- 定員:35名
- 詳細・申込:https://note.com/keibunshabooks/n/n3cbeefc6f283
内容
数々の気晴らしと集いが繰り広げられる半屋外空間、ロッジア。
先日京都の出版社、学芸出版社より刊行された、『ロッジア 世界の半屋外空間 暇も集いも愉しむ場』につきまして、当店コテージで刊行記念イベントを行うことになりました。
ロッジアとは、イタリアで生まれた建築意匠の一種で、建物にそってつくられた屋根付きの柱廊/庭のことをさします。
本書で紹介するのは、世界各地の、数々の気晴らしと集いが繰り広げられる半屋外空間の数々。広大な自然を見渡せるモトヴンのタウン・ロッジア、地元の女性たちが蝋燭づくりや編み物に勤しむコーナー・パティ、舟着場や海が見渡せるキアイオレッラの家、花と葉が茂って陽射しを防いでくれるチャンフー通りのカフェ…。
見知らぬ、または顔馴染の人々と雑談を交わし、手仕事をし、或いはひとりで、自由に過ごす。合間合間に挟まる断面スケッチもすばらしく、180度ひらいて楽しめるコデックス装も嬉しい。ページをめくるほどに肩の力が抜けてくるような、親密で、安心感に満ちた、暇と集いの場を収録した一冊です。
そんな”ロッジア”から出発し、暇と集いの空間、そんな場を建築家が設計することについて、著者・金野千恵さんと建築家の森田一弥さんが語り合うトークイベントを開催いたします。
金野さんのお相手、森田さんは、ネパールを始めアジア各地の民家や集落、またスペイン滞在中に出会ったカタランボールトの調査等を経て、現在は京都の静原集落に自宅・事務所・宿を構え、研究・設計の実践を続けておられます。
なぜ建築家は旅をするのか、旅の中でどんな風景と出会うのか、お二人の観察・調査の旅路をめぐり、建築本来の喜びと人や環境との関係、居心地のよい”暇”を見つけるためのいい時間をぜひ一緒に共有いたしましょう。
登壇者
金野千恵(teco・京都工芸繊維大学特任准教授)
森田 一弥(森田一弥建築設計事務所・京都府立大学 生命環境学部准教授)